2017年10月、米映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインによるセクシュアル・ハラスメントと性的暴行の告発記事をきっかけに、米メディア・エンタテイメント界を揺るがせることになった「#Me Too」ムーブメント。米国では連日、さまざまな疑惑が報じられ、数々の有名人が表舞台から姿を消し、数々のエグゼクティブがビジネス舞台から退いた。 それから2年。今秋は、数々の映画祭で#MeTooの渦中にある映画人たちの作品が上映され、いま一度、「作り手の行動とその作品は切り離して考えられるべきか?」という議論がなされている。イタリアのヴェネチア映画祭は、ロマン・ポランスキー監督作とネイト・パーカー監督作を、フランスのドーヴィル・アメリカ映画祭は、ウディ・アレン監督作をそれぞれ上映。各々の作品と、それを上映する映画祭、観客、そしてフィルムメイカーたち自身は、どのような意見を持っているのか?
2019/10/05