さらば青春の光・森田哲矢が主演するカンテレの深夜ドラマ『猪又進と8人の喪女〜私の初めてもらってください〜』（10月24日スタート、毎週木曜　深0：55、全8話※関西ローカル）の新たなキャストが発表された。

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　森田演じる主人公・猪又進（いのまた・すすむ）は、岡崎紗絵が演じる人気女流作家・アカリの編集担当者。新作の執筆のため、一度も彼氏ができたことがない、男性を苦手とする女性の俗称である「喪女（もじょ）」を集めてくるドタバタコメディー。今回、発表されたのは、猪又が勤める西大阪出版の同僚たち。

　猪又と同じ文芸編集部の若手社員、京橋正樹（きょうばし・まさき）役に、舞台『刀剣乱舞』『七つの大罪』など、“2.5次元系”で人気と注目を集める若手俳優の納谷健（なや・たける）。寺田綾子（てらだ・あやこ）役に、昨年8月に結成された吉本坂46にオーディションで選抜された吉本新喜劇所属の小寺真理（こてら・まり）。納谷と小寺はともに地上波連続ドラマで初レギュラー出演となる。

　納谷は「ドラマへの出演が初めてなので、純粋にうれしかったのと、どんな現場なんだろう、っていうドキドキで撮影を迎えました。森田さんは、大好きな芸人さんの一人だったので、今回共演ができて本当にうれしいです。森田さんがずっとおもしろいので、みんなが安心して森田さんの船に乗っている感じですね。京橋という役は、一見チャラそうに見えるけど、仕事はきちんとするタイプ。先輩ながら猪又さんをイジりながら、のびのびやってみたいと思います」と、コメント。

　小寺は「ドラマに出ることが夢だったので、とても嬉しいです！連ドラということで、スケジュールの調整を…と思っていたら、『全8話分ですが、撮影は1日で終わります』と言われて、『えっ！　1日!?』とマネージャーと一緒に驚きました（笑）」と話しつつ、森田の印象について「“ブサイク芸人”と言われている森田さんですが、そんなことないやろ…と思ってたんです。でも、実際に現場でお会いしたら、やっぱりブサイクでした（笑）。カッコつけて脚を上げるシーンがあったんですが、『短っ！』って思わずツッコミたくなるような。でもそれは、森田さんが猪又の役作りをしているんだろうなと思ってます」と、話した。

　さらに、文芸編集部の編集長・福島由秀（ふくしま・よしひで）役に森脇健児。「“編集長”という役をやる年齢になったんだなーと実感してます。編集長席に座ってみると、このポジションにいる人はすごい責任を背負ってるんだろうなと。猪又くんみたいな、できるんか、できひんのか分からない部下や、若手たちにも『頼むで』って言いながら仕事するんですからね。ただ、僕は役者ではないので、僕に声をかけてくれたからには、森脇健児らしさも出しながらやっていけたらいいなと思いますね」と、意気込みを語っている。　

　西大阪出版の専務・今宮剛志（いまみや・つよし）役には、元カンテレアナウンサーの山本浩之。フリーアナウンサーとして活動しながらも、今年5月にはメッセンジャー黒田が脚本を手がけた舞台『フードコートのランスちゃん』で主演を務めるなど、俳優業の幅も広げている。

　専務という役柄を演じるにあたって、山本は「サラリーマンを辞めた時点で、役員になることは無いと思ってましたけど、おかげさまでカンテレの同期の誰よりも早く専務になることができました（笑）。ただ、実際には会社の役員なんて想像がつかないので、どういう振る舞いが専務らしいのかな…と考えながら現場に入っています」とコメント。さらに山本が演じる今宮という役は、この物語の中でも重要な“ある秘密”を握る役でもあり、「各話のラストで、『ん？どういうことなん？』と思ってもらえるように頑張りたいです」と話している。

　なお、同ドラマはBSフジで2K版と4K版を2020年1月クールに放送予定（毎週月曜　後11：00〜11：30）。