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Aぇ! group、関西凱旋公演が千秋楽 バラード新曲も初披露「グループとしての空気感をより深めていけた」

 関西ジャニーズJr.の人気グループ・Aぇ! groupが8日、滋賀・ひこね市文化プラザ グランドホールにて『僕らAぇ! groupって言いますねん』関西凱旋公演の千秋楽を迎えた。ラストには新曲「ボクブルース」(作詞:小島健 作曲:佐野晶哉)を初披露。ボーカルの末澤誠也がアコースティックギターを持つ姿に観客が沸き、初演から一回り成長したグループの熱い気持ちが詰まったバラードを観客は静かに聞き入った。

 同グループは末澤・小島・佐野のほか正門良規、草間リチャード敬太、福本大晴の6人で2019年2月に結成。直後の4月には東京グローブ座にて、関ジャニ∞の横山裕が企画・演出を手掛けた初の単独公演を上演。今回はその単独公演をメンバーの念願でもあった地元関西での凱旋公演ツアーとして上演した。

 舞台となっているのは『楽屋』。普段の6人の素顔が垣間見えるような楽屋トークや、オリジナル曲「Firebird」をキレキレのダンスでパフォーマンスする冒頭シーンで、一気に観るものを引き込む。その後、『冠番組の企画を考える設定』で各々の特技や持ちネタ、例えばタップ、一発ギャグ、マジック、空耳英会話、令和をテーマにしたミュージカルなど、個性豊かすぎるメンバーの持ち味を芝居仕立ての展開のなかで披露していく。

 そんな『特技披露』を本筋としつつ、回を重ねて作品が成長した千秋楽では、メンバー同士がアドリブを連発。そんななかでメンバーの素の一面が見られたり、思わぬ展開になったりすれば、会場の大爆笑を起こす場面も。ダンスや歌などのスキルを持ちながら、彼らの『笑いに対する瞬発力』の高さが花開いた。

 東京公演では韓流スターっぽい『BTK(僕たち・とにかく・キムチ)』(小島、草間、末澤)が登場し、笑いを取りながらも確実な歌唱力で見事なハーモニーを披露したが、本作では正門、福本、佐野による『BTC(僕たち・とにかく・カレー)』というグループで、インド風の楽曲「スパイシーLOVE」をインド風舞踊で華麗に魅せた。

 ラストには「神様のバカヤロー」をバンドでパフォーマンス。同グループはバンド形式でも活動しており、小島が作詞、佐野が作曲した楽曲を骨太なロックアレンジに乗せて熱く聴かせた。正門(ギター)、末澤(ボーカル)、草間(サックス)、小島(キーボード)、福本(ベース)、佐野(ドラム)それぞれソロパートでも魅力を発揮した。

 最後は声のみで出演したプロデューサー役の横山が「君たちは才能の塊」と、6人の個性を高く評価る。福本は「気持ちを奮い立たせ、どんな状況でも飛び込んでいくメンタルオバケ」、佐野は「多大なる才能を持つ。劇団四季で鍛えた舞台映えするたたずまい、高いポテンシャル」、末澤は「生まれ持った華をもつ存在。歌やダンス、芝居でリードする存在」、小島は「自然と人が集まってくる。ピュアなのに熱い、不思議な魅力を持つ」、草間は「個性が大渋滞。歌やダンス、バラエティなどで自己プロデュースに優れ、観るものを引きつける」、正門は「一歩下がって、個性の強いメンバーをまとめる存在」と、間近で彼らを見てきた横山だからこその言葉に感動を呼ぶラストとなった。

 エンドロールが流れた後、ツアーTシャツを着て再登場した6人は、バンドスタイルで「Firebird」をもう一度披露。「声出せんのかー?」とあおる末澤に、観客の声もヒートアップ。サビでは一緒に手をあげてリズムをとり、テンションは最高潮に。この一曲だけで、すでに数曲やったかと思えるほどの盛り上がりを見せた。

 「作品自体がグループの名刺代わり」ともいえる、6人の個性や魅力を凝縮した東京公演からさらにブラッシュアップ。アドリブによってメンバー個々の素の面白さを織り交ぜた今回、ホームである関西のファンはもちろん、より多くの人たちを楽しませていくだろうポテンシャルを発揮した。

 横山が「こんなグループを作りたい」と故・ジャニー喜多川社長に直々に伝えて結成されたというAぇ! group。結成から約半年で、オリジナル曲3曲のうち2曲がメンバーによる作詞作曲というところも、才能と音楽性が豊かな証拠。関西ジャニーズJr.の中でも「個性が濃い」といわれる6人の魅力が、これから大躍進する。

■凱旋ライブを終えたメンバー6人のコメント

正門良規
「4月の東京公演から考えると、メンバー間の距離感や雰囲気は大きく変わったと思います。演目自体がアドリブなど自由なところも多い分、メンバー内の空気感が出ていて、同じ演目なのにまったく違う演目のような感じになったかもしれません。一緒にいる時間も長くなったし、公演を重ねるうちにお互いのことをさらに理解しあい、舞台上での息も合ってきたからこそだと思います。もともと台本を作る段階から、僕たちの素の空気感ありきで作っていった作品。そこにアドリブが加わって、どこまでが台本通りの決まりごとで、どこまでがアドリブなのか『あれ?』って思うこともあるくらいでした。グループとしての空気感をより深めていけた公演でした」

末澤誠也
「関西での公演は、回を重ねるごとにアドリブが増えていって、初演の時からかなり上演時間が伸びてしまいました。1回怒られて、意識して短くしようと思っても3分くらいしか縮まらない。どこがそんなに伸びているのか、自分たちでも分からないくらい自然なアドリブが出てくるんです。
結成して約半年。メンバー全員でも、何人かずつでも、グループについてよく話すようになったと思います。公演を重ねてきたこともあるんでしょうけど、前より「グループ」としての意識が高まっているんだと思います。これからのAぇ! groupの方向性、やりたいこと、秋のツアーのこと…いろんなことを『グループとして』みんなが考えているんだな、という意識の変化を感じますね。もっともっと上を目ざしていける、そう確信しています」

草間リチャード敬太
「東京公演、関西凱旋公演を経て、メンバー同士の距離感も縮まったし、いろんなことが見えてきています。たとえば舞台上の小島は『これからしゃべるな』って分かりやすい。ちょっとした動きと空気感で分かるようになりました。アドリブに対する返しもメンバーそれぞれ早くて的確になってきましたが、特に(佐野)晶哉の成長がすごいですね。作品はアドリブも多いので、お互いが分かり合ってくると勝手に増えていって、上演時間がどんどん伸びてしまいましたね。公演を通して、まだ知らなかったメンバーの一面をファンのみなさんと一緒に見ていけたのが楽しかったし新鮮でした」

小島健
「東京公演、関西での凱旋公演をやってきて、もともとの台本なのかアドリブなのかわからないくらいになってきています。公演中でも時々、(頭が混乱するのか)日本語の意味がわからなくなるときがあったんですけど(佐野「話してても、意味が通じないんですよ」)、それもアドリブで笑いになっていました(草間「急にアドリブに参加しないの、そういうときやな?」)。それも含めて、メンバーとの息が合ってきたのかなと感じました。
新曲の『ボクブルース』は歌詞を書かせていただきましたが『つらい時も味方になる。僕たちがつらい時は支えて』という、ファンの方々に向けてありがとうの意味を込めました」

福本大晴
「関西での公演回数を重ねていくうちに、自分たちのアドリブや空気感も成長していけたと思いますが、お客さんの反応がうれしかったですね。僕はBTCという3人組でインド風のダンスをするんですが、前の方のお客さんが一緒に踊ってくれて。また『Firebird』のバンドバージョンでの一体感は、他のグループではあまりないんじゃないかな?と思える雰囲気でした。お客さんが手を挙げて音楽にノッてくれてる姿は、すごく気持ちよかったし、楽しかったです。僕たちがグループとして一体感を深めていくのと同時に、お客さんとの距離も近くなって、より絆を深められた公演になっていればいいなと思います」

佐野晶哉
「東京公演のときには、アドリブで何かいう時に相手の人と言葉がかぶってしまうこともあったけど、関西の公演ではそれがなくなってきて。回を重ねるごとに、メンバー同士の距離が縮まって、それが良い空気感を作っていて、『この空気なら(アドリブが)いける』というのが分かってきました。台本から自分たちの素の部分を生かしているので、作品には僕たちらしい感じは出ていますが、千秋楽に向けてどんどんメンバーのいろんな面が出てきましたね。
バンドでやった『Firebird』では、お客さんみんなが手をあげて盛り上がってくれて。あんなフェス感のあるライブ、ジャニーズには少ないと思いました。こういうAぇ! groupらしさを大切にしていきたいですね」

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