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ソニン、“虐待母”役で14年ぶり民放ドラマ「舞台の経験を生かすことができました」

 女優のソニンが、10日放送の日本テレビ系連続ドラマ『ボイス 110 緊急指令室』(毎週土曜 後10:00)第5話に出演することがわかった。近年は舞台を主戦場とするソニンが同局ドラマに出演するのは、2004年放送の単発ドラマ『天国への応援歌 チアーズ〜チアリーディングにかけた青春〜』以来15年ぶりで、地上波ではフジテレビ系『女の一代記最終夜 悪女の一生〜芝居と結婚した女優 杉村春子の生涯〜』以来の約14年ぶり。「久しぶりの映像作品でしたが、客観的な視点で自分を見れたり、監督の指示の意図をすぐに反映できたりと、様々な面で舞台での経験を生かすことができました」と自信をみせている。

『ボイス 110 緊急指令室』第5話に出演するソニン (C)日本テレビ

『ボイス 110 緊急指令室』第5話に出演するソニン (C)日本テレビ

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 同ドラマは主演の唐沢寿明演じる妻を殺された敏腕刑事と、真木よう子演じる父を殺された声紋分析官が『110 番・緊急指令室』を舞台に、生きたいと願う「声」を手掛かりに事件を解決していくタイムリミットサスペンス。物語の軸が動き出す第5話でソニンが演じるのは、子どもへの虐待が疑われる母・一ノ瀬奈央。公開されたシーン写真でも鬼気迫る表情を魅せるソニンの熱演に注目だ。

 ソニンは「15年振りの日テレドラマ出演は素直にうれしかったのですが、演じさせていただくのが、虐待が疑われる母親でして…、15 年振りがこれかと…(笑)」と強烈なキャラクターに面食らいつつも「特殊な役柄でしたので、実際に起こった事件を見たり、その背景にも想像を巡らせたりしながら役作りをしました」と真摯に向き合った。

 「ここ数年、舞台を多く経験させていただいて、映像は久しぶりだったので、正直不安もありましたが、それでもいざ現場に入るとスタッフさんがとても丁寧に立ち回ってくださり、楽しく演じる事ができました」と現場に充実感。奈央の子ども・歩を演じる正垣湊都による冒頭シーンでは「とにかく衝撃的で…、歩くんのお芝居も素晴らしく、つい熱が入り、声が少しかすれてしまって…。その後シーンが続くのでどうしようと思いながらも、舞台の際によくやっている独自の治療法で難を逃れることができました(笑)」となんとか乗り切った。

 「現代に起こり得る事件をテーマにしながら息をのむ展開となっている第5話。フィクションの中に、なにかひとつでも見てくださる人達の心に残せたらと思って演じさせていただいたので、ぜひ楽しみにしていてください」と呼びかけている。

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