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民放5局のバラエティー制作者が“審査員”に 異色の賞レース『ツギクル芸人グランプリ』が放送

 2003年から行われている『お笑いホープ大賞』『お笑いハーベスト大賞』が一新され、若手から中堅実力派までし烈な予選を勝ち抜いた16組を民放各局の現役売れっ子クリエイターたちが直接審査する超リアルな賞レース『ツギクル芸人グランプリ2019』が、きょう24日深夜に放送される(深0:35〜3:05)。

『ツギクル芸人グランプリ2019』(C)フジテレビ

『ツギクル芸人グランプリ2019』(C)フジテレビ

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 漫才・ピン芸・コントなどジャンルを問わず、今後の芸能界でスターとなる芸人を発掘するために開催。テレビにほぼ出演したことのない超若手から知る人ぞ知る中堅実力派まで、111社の芸能プロダクションで構成される一般社団法人日本音楽事業者協会に所属するお笑い芸人の中から、3ヶ月に渡るし烈な予選会を勝ち抜いた16組が笑いの才能をぶつけ合う。

 そのほかのお笑い賞レースと大きく違うのは審査員として民放各局の現役バリバリのクリエイターたちが参加しているということ。今まさに現場で番組制作に携わるプロたちの厳しい目が選ぶ「ぜったい売れる!」「明日から使いたい!」芸人は誰だ。決勝進出者たちも「大きな仕事が舞い込むかもしれない!」と目の色が変わる、年末に控えるお笑い賞レースにつながる戦いとして業界関係者、お笑いファンも大注目の熱いバトルとなる。

 し烈な予選会を勝ち抜いた16組を抽選で3ブロックに分け、それぞれがネタを披露。審査員それぞれとスタジオの観客が一番面白かった芸人に1票投票。審査員ひとりひとりのジャッジ、そして一般審査票の結果を合わせて各ブロックの1位通過者3組が決定する。さらに、ファーストステージで敗れた13組の中から審査員の合議制で決定した敗者復活“ワイルドカード”枠1組が加わり、計4組がファイナルステージへと進出する。

 芸人たちがネタを披露するステージの真向かいに審査員と一般審査員がスタンバイ。審査員の佐藤哲夫パンクブーブー)が「これはやりづらいですよ〜」と苦笑いするほど距離が近い。同じく審査員である放送作家の元祖爆笑王氏は「ワード、シチュエーションが予想もつかない、全く新しい笑いに期待」とハードルを上げる。

 審査委員長の渡辺正行は「みんな、力つけて色々なネタを出してくるので、すごくいい大会でした。この“ツギクル芸人”というネーミングが良かったね。皆がピリピリした空気感ではなく『M-1みたいな“本戦”じゃないんだよ』というニュアンスでくるんでくれて。もちろん『勝ってやるぞー』という気持ちはあるけど、やる側も見る側も温かい気持ちでいられたね。登場した芸人さんたちは愛されキャラが多かったような気がしますよ」と高評価。

 続けて「局の垣根を超えて、若手を求めているという感覚がよくわかりました。意見が合致したり別れたり、面白かったね。敗者復活の“ワイルドカード”を選ぶときは、次のムーブメントを持ってこようという意気込みで、打ち合わせしました。『ちゃんとみんなそういう目で見ているんだなー』と本当に新鮮でした」と手応えをにじませていた。

■決勝進出者(※50音順)
アイロンヘッド、岡野陽一、かが屋、サツキ、ザ・パーフェクト、ザ・マミィ、さんだる、Gパンパンダ、寺田寛明、納言、ファイヤーサンダー、馬鹿よ貴方は、畑英之、宮下草薙、や団、吉住

■審査員
渡辺正行、元祖爆笑王(放送作家)、佐藤哲夫(パンクブーブー)、安島隆(日本テレビ放送網『行列のできる法律相談所』ディレクター)、芦田太郎(テレビ朝日『あいつ今何してる?』演出・プロデューサー)、神尾祐輔(TBS『ドリーム東西ネタ合戦』『櫻井・有吉THE夜会』の総合演出)、佐久間宣行(テレビ東京『ゴッドタン』の演出・プロデューサー)、木月洋介(フジテレビ『ネタパレ』『痛快TVスカッとジャパン』チーフプロデューサー)

関連写真

  • 『ツギクル芸人グランプリ2019』(C)フジテレビ
  • 『ツギクル芸人グランプリ2019』Aブロック(C)フジテレビ
  • 『ツギクル芸人グランプリ2019』Bブロック(C)フジテレビ
  • 『ツギクル芸人グランプリ2019』Cブロック(C)フジテレビ
  • 『ツギクル芸人グランプリ2019』(C)フジテレビ

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