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『なつぞら』満足度高推移で折り返し 過去最高『まんぷく』超えへ高まる期待

 4月からスタートした連続テレビ小説『なつぞら』(NHK総合)が7月から残り3ヶ月となる後半に入った。週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』のドラマ満足度調査「ドラマバリュー」のこれまでの推移では、過去3年間で最高平均満足度80.3Pt(100Pt満点)を記録した前期『まんぷく』と同じような推移を見せている。

■『まんぷく』を超える初回満足度でスタートした『なつぞら』

 戦前から戦後の高度経済成長期にかけての激動の時代に、インスタントラーメンを発明した夫婦の人生を描いた『まんぷく』。それまでの朝ドラは50Pt前後でスタートし、中盤から後半にかけて満足度を上昇させていくケースが多かったが、『まんぷく』は直近3年の朝ドラ作品で最高の初週満足度73Ptでスタート。第4週には90Ptに到達し、その後も、大きくポイントを下げることのない推移で、80Pt超えの高い数値を維持したまま半年間にわたる放送を終えた。

 一方、1946(昭和21)年初夏、戦災孤児となった9歳の主人公・なつが北海道の酪農一家に引き取られるところから物語がスタートした『なつぞら』。不幸な生い立ちの主人公が、温かい仲間に囲まれ、誰からも愛される女性に成長していく王道の朝ドラとなる本作は、初回で『まんぷく』を上回る過去最高の86Ptでスタート後、2話で早くも91Ptまで上昇。その後も80Pt台中盤を安定してキープするが、北海道編から東京編に移ってから70Pt台前後で落ち着いている。

■折り返しの7月1週目は伸びずも、この先へ期待

 折り返しとなった7月1週目は、なつと兄・咲太郎が幼少時に生き別れになった妹・千遥の無事を知る、中盤のクライマックス。久々に東京から北海道・十勝に舞台を移し、涙なしでは観られない姉妹の“再会の物語”が視聴者の涙を誘った。しかし、東京と北海道における電話での会話のみで、姉妹の対面が果たされなかったことが影響したのか、同週の満足度は72Ptとここ数週から大きくは動かなかった。

 お互いに再会を切望しながらも、当時の家族の事情から再会ができなかった2人。再会の直前までいきながら、その感動の瞬間を後半へ引っ張る物語構築のうまさが光ったが、視聴者にはストレスになったようだ。しかし、物語としては、これからのなつの仕事における成長とともに、千遥との再会のポイントに向けて家族のパートを盛り上げていくことが予想され、ここからの満足度の上昇も十分期待できる。

『まんぷく』は、折り返し1週目で満足度62Ptだったが、そこから後半にかけて、起伏はありながらも確実に上昇させていった。『なつぞら』は、これまでとくに北海道の家族にまつわるパートの満足度が高くなっていたが、なつの仕事における展開でも波乱を迎えそうな予感が漂ってきており、それを苦労のすえに乗り越える成長が描かれていくことは、きっと満足度にもつながっていくことだろう。

 なつが視聴者の共感を得ているキャラクターであることは間違いない。ここまで好調な推移を見せてきている『なつぞら』。この先も期待できそうだ。

関連写真

  • 連続テレビ小説『なつぞら』北海道帯広市内で撮影中の広瀬すずと草刈正雄(C)NHK
  • 『なつぞら』項目別の満足度ポイント推移

提供元:CONFIDENCE

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