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天海祐希「本当に幸せな毎日でした」 『緊急取調室』クランクアップ

 女優の天海祐希が主演するテレビ朝日系木曜ドラマ『緊急取調室』は、きょう20日が最終回(後9:00〜10:09※15分拡大)。数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げてきた特別取調室で、天海、田中哲司塚地武雅でんでん小日向文世ら“キントリ・メンバー”が、そろってクランクアップ。モツナベ・コンビを演じた速水もこみち鈴木浩介もねぎらいに駆けつけた。

『緊急取調室』6月20日が最終回。レギュラーメンバーそろってクランクアップ(左から)鈴木浩介、塚地武雅、田中哲司、天海祐希、でんでん、速水もこみち、小日向文世(C)テレビ朝日

『緊急取調室』6月20日が最終回。レギュラーメンバーそろってクランクアップ(左から)鈴木浩介、塚地武雅、田中哲司、天海祐希、でんでん、速水もこみち、小日向文世(C)テレビ朝日

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 各出演者のあいさつも、「このドラマの撮影中に5キロ太りまして…(笑)。でも、明日から差し入れのない日々が続くでしょうから、すぐに戻せると思います」(塚地)、「シーズン1の年(2014年)に僕は還暦を迎えたのですが、それから5年。年を取るのも悪くないなぁと思わせてくれる、本っ当に楽しい現場でした! またここに帰ってきたいと思います」(小日向)など、最後までなごやか。

 そんな中、座長の天海は「たくさんの素晴らしいゲストの方がいらしてくださいました。そして、素敵なスタッフの皆さん、何よりもこのキントリのメンバー! 本当に素敵なメンバーで、いつまでもこの現場にいられたらいいな、と思っていました。本当に幸せな毎日でした。このメンバーと離れるのはちょっと寂しいです」と、胸の内を吐露。今後に向けて「また成長した姿で頑張っていきたいな、と思っています」と決意を新たにしながらも、名残惜しそうにしていた。

■最終話(6月20日放送)あらすじ

 同窓会で同級生らを毒殺した罪で起訴された被告人・北山未亜(吉川愛)と、医大キャンパスで起こった同級生刺殺事件の被疑者・藤井卓生(坂東龍汰)。2人が2ヶ月前、かつて山のキャンプ場を襲った土砂崩れから自分たちを救出してくれた地元中学の元校長・染谷巌(吉田鋼太郎)と会っていたことが判明した。しかもその日、彼らが染谷を崖から突き落としていたことも明らかになる!

 3人の間に一体、何があったのか…。真壁有希子(天海祐希)ら「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」は真相を明らかにするため、未亜を徹底的に追及。やがて未亜は重い口を開いたかと思うと、染谷に“警告”するため、藤井に複製させた毒物を同窓会の飲み物に混入したと供述する。しかし、その行為が染谷に対し、どういう“警告”になるのかまでは聞き出すことができず…。

 時を同じくして、転落事故について事情を聴くため染谷の自宅を訪れていた管理官・梶山勝利(田中哲司)が、キントリにこれから帰る旨を連絡したのを最後に、消息を絶った。よからぬ胸騒ぎを覚えるキントリの面々…。そんな中、都心のゴミ箱から梶山の携帯のみが発見される。そこには山の斜面、そして青空を撮影したと思われる画像データが残されており…!?

 梶山の身を案じながらも、有希子らは転落事故の件で染谷の聴取を開始。当初はあくまで「自ら発作的に身を投げた」と主張していた染谷だったが、やがて「本当のことを話す」と切り出し、未亜と藤井との面会を懇願し始める。一方、有希子はその際の何気ない会話の流れに鋭く反応し…。

 現構成メンバーの正式変更を目前に控えたキントリ・メンバーが、一丸となって挑む“最後の事件”。彼らは謎多き事件の真相を解き明かすことができるのか!? そして、キントリを待ち受ける運命とは…。

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