ドラマ&映画 カテゴリ

『ALWAYS』脚本家も誕生した『テレ朝新人シナリオ大賞』 29歳ネイリストの宮原久実さんが大賞受賞

 『第19回テレビ朝日新人シナリオ大賞』の発表と授賞式が19日、東京・六本木のテレビ朝日本社で行われ、大賞には東京在住のネイリスト・宮原久実さん(29)の「狂いゆく美」、優秀賞には大阪在住のウェブデザイナー・栄弥生さん(48)の「腸弱男の恋」と東京在住のフリーター・山崎陽平さん(24)の「両手で、そっと」がそれぞれ選出された。

【写真】その他の写真を見る


 今回は、作品テーマを「初恋」「最後の恋」「初恋&最後の恋」のいずれかとし、「テレビドラマ部門」と「オリジナル配信ドラマ部門」の2部門で募集。全1236編の応募から、最終選考まで3編に絞られた。1次選考は、日本脚本家連盟に所属する脚本家によって200編が通過、2次、3次選考はテレビ朝日のプロデューサー、ディレクターなどが集まった選考委員会による審査で9編が通過。そして5月31日の最終選考で3編が決まった。

 選考委員は、『白い巨塔』『エンジン』『緊急取調室』シリーズなど数々のヒットドラマ作品を手がけた井上由美子氏、『天気予報の恋人』、映画『いま、会いにゆきます』(04年)などの岡田惠和氏、『ナースのお仕事』『黒革の手帖』などの両沢和幸氏の3人で構成。

 宮原さんは「信じられない気持ちですが、とてもうれしいです。自分の書いたものが審査員の先生方に読んでいただけてことを光栄に思います」と笑顔も「苦しい日々で、脚本を書くのをやめようと思っていました」と吐露。「その中でこの賞をいただけました。報われないかもしれませんが、今後も(脚本を)書き続けていきたいです」とスピーチ。さらに父親にはシナリオを学ぶスクールに通うことを反対されていたため「密かに通っていました。きょうやっと報告ができます」と話していた。

 井上氏は「今年の選考は例年よりも接戦でした。選考を進める中で宮原さんの作品のすごさがクローズアップされてきて、大賞にふさわしいと思います」と話し「最初はホームドラマが書きたかったんですけど、今は緊急取調室でとても楽しく殺人事件を書いています」と笑いを誘う場面もあった。

 同賞は、2000年7月にフレッシュで有能な脚本家の発掘および育成と制作現場の活性化と魅力的なコンテンツの提供を目的として創設。第2回大賞の古沢良太氏は『相棒』シリーズの脚本に参加し、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』(05年)で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。その後も『リーガルハイ』や『コンフィデンスマンJP』など人気作を手がけている。さらに第6回優秀賞の坂口理子氏は映画『かぐや姫の物語』(13年)のほか、NHK連続テレビ小説『マッサン』に脚本協力として参加、今年公開された映画『フォルトゥナの瞳』を手がけるなど、多数のシナリオライターを輩出している。

 第16回の2016年から部門別に募集する現在の形となり、大賞に500万円、優秀賞には100万円が贈られる。

関連写真

  • 『第19回テレビ朝日新人シナリオ大賞』で大賞に選ばれた宮原久実さん (C)ORICON NewS inc.
  • (前列左から)山崎陽平さん、宮原久実さん、栄弥生さん(後列左から)両沢和幸氏、岡田惠和氏、井上由美子氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 『第19回テレビ朝日新人シナリオ大賞』の授賞式で受賞した(左から)山崎陽平さん、宮原久実さん、栄弥生さん (C)ORICON NewS inc.
  • 『第19回テレビ朝日新人シナリオ大賞』の発表と授賞式に登壇した井上由美子氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 『第19回テレビ朝日新人シナリオ大賞』の授賞式で優秀賞に受賞した栄弥生さん (C)ORICON NewS inc.
  • 『第19回テレビ朝日新人シナリオ大賞』の発表と授賞式に登壇した岡田惠和氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 『第19回テレビ朝日新人シナリオ大賞』の授賞式で優秀賞に受賞した山崎陽平さん (C)ORICON NewS inc.
  • 大賞受賞に顔を手で覆いながら喜ぶ宮原久実さん=『第19回テレビ朝日新人シナリオ大賞』の授賞式 (C)ORICON NewS inc.
  • 『第19回テレビ朝日新人シナリオ大賞』の発表と授賞式に登壇した両沢和幸氏 (C)ORICON NewS inc.

オリコントピックス

メニューを閉じる

 を検索