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日本文学振興会は17日、令和初となる「第161回芥川龍之介賞・直木三十五賞」の候補11作を発表した。前回に続き、社会学者の古市憲寿氏(34)が『百の夜は跳ねて』で芥川賞に連続ノミネートされ、直木賞の候補6作はすべて女性作家の作品が選ばれた。選考会は7月17日に東京・築地「新喜楽」で行われる。 そのほかの芥川賞の候補は、3度目のノミネートとなった今村夏子氏(選考会当日39・以下同)の『むらさきのスカートの女』、古川真人氏(30)の『ラッコの家』、2度目のノミネートの高山羽根子氏(44)の『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』、初ノミネートの李琴峰氏(29)の『五つ数えれば三日月が』の全5作品。3人の女性作家の作品が選ばれた。

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  • 『百の夜は跳ねて』で161回芥川龍之介賞にノミネートされた古市憲寿
  • 第161回芥川龍之介賞のノミネートされた今村夏子『むらさきのスカートの女』(C)朝日新聞出版写真部/小原雄輝
  • 第161回芥川龍之介賞のノミネートされた高山羽根子『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』
  • 第161回芥川龍之介賞のノミネートされた古川真人『ラッコの家』
  • 第161回芥川龍之介賞のノミネートされた李琴峰『五つ数えれば三日月が』
  • 第161回直木三十五賞にノミネートされた朝倉かすみ『平場の月』
  • 第161回直木三十五賞にノミネートされた大島真寿美『渦 妹背山女庭訓 魂結び』 (C)古川義高

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