世界的にも人気を博している日本発の「コスプレ」カルチャー。いつもの自分とは違う “別の自分”に変身できるのが大きな魅力なのだとか。しかし、衣装購入や制作など、コストも準備時間もかかるのがコスプレの現実。今回は、保険会社勤務・雨晴ゆずかさんと、カフェ経営者・恋するみさきちゃん、2人のレイヤーにインタビューを実施。コスプレイヤーたちの気になる生計事情を聞いた。
■コスプレのために職場選び「“土日休みでお給料が良い”を一番に考えました」(雨晴ゆずか)
本格的にコスプレを始めたのは大学生からで、コスプレ歴5年という雨晴ゆずかさん。コスプレでは、髪型が違うと炎上してしまうこともあるそうで、ウイッグは衣装以上に気を遣う部分なんだとか。また、「アクセサリーや武器の再現度が高いとクオリティが一気にあがる気がします」とも。
コスプレ活動においては髪型や衣装、小物にとどまらず、写真も重要だという。とくにSNSで存在を知られることも多い現代、写真のクオリティはコスプレイヤーの命とも言える。「撮ってくれるカメラマンさんの写真が素敵だということが一番なんですけど」と言いつつ、写真の加工にも努力を惜しまず、日々技術を身に付けているようだ。朝の通勤時間やランチタイム、帰りの時間帯などフォロワーさんたちがスマホを見るタイミングにアップできるように“配信のタイミング”も大事にしているそうだ。
“クオリティ”にこだわりだすと、やはり金銭的に大きな負担がかかるのも事実。また、大部分を占める“兼業レイヤー”にとっては、衣装制作や写真加工などの準備期間にかける時間も悩ましい問題のひとつなのではないだろうか。
「私は保険会社の営業をしている社会人1年生なのですが、コスプレにもっと力を入れられる環境というのが仕事選びのポイントでした。衣装やメイクなどにお金がかかりますし、イベントは土日が多いので、お給料が良くて、土日休みというのを条件に探しました。言ってしまえば、コスプレのために選んだ職場ですね(笑)」(雨晴ゆずか)
時間の使い方に関してはペースがつかめていないというが、「学生時代にしていたアルバイトとは、お給料も責任も全然違うので、早くペースをつかんでたくさんコスプレしたいです!」と仕事とコスプレの両立に意気込んだ。
■カフェ経営者を選んだ25歳「キャラでも憧れるのは自立した女性」(恋するみさきちゃん)
中学生の頃はあまり学校に行けていなかったという恋するみさきちゃん。コスプレイヤーになったことで、共通の趣味を持つ友だちが増え、社交的になれたと話す。「キャラの姿になることで、見た目だけでなく、振る舞いやしゃべり方も変わったりするので。そうやって自分じゃない自分で外の世界と接することが、リハビリになったと思います」
その後は可愛い制服が目当てでメイドカフェで働いていたが、自分の人生を最大限楽しむためには、若いうちだけじゃないお金の稼ぎ方を考えたいと思うようになった。「好きなアニメの世界には自立した女性がたくさんいて、自分が憧れるキャラもそういう人が多かった」と言い、東京・中野にある“女児服カフェ”というコンセプトカフェの経営を始めたんだとか。
コスプレやアニメのほか、海外旅行や野球も好きでもあり、“多趣味”と自負する。「ファンタジーな世界観が大好きで、やりたいと思ったことは全部やってみたいんです。今は仕事も楽しいし、趣味も充実していて、時間が足りないくらい人生を楽しんでいます」。
■コスプレのために職場選び「“土日休みでお給料が良い”を一番に考えました」(雨晴ゆずか)
本格的にコスプレを始めたのは大学生からで、コスプレ歴5年という雨晴ゆずかさん。コスプレでは、髪型が違うと炎上してしまうこともあるそうで、ウイッグは衣装以上に気を遣う部分なんだとか。また、「アクセサリーや武器の再現度が高いとクオリティが一気にあがる気がします」とも。
コスプレ活動においては髪型や衣装、小物にとどまらず、写真も重要だという。とくにSNSで存在を知られることも多い現代、写真のクオリティはコスプレイヤーの命とも言える。「撮ってくれるカメラマンさんの写真が素敵だということが一番なんですけど」と言いつつ、写真の加工にも努力を惜しまず、日々技術を身に付けているようだ。朝の通勤時間やランチタイム、帰りの時間帯などフォロワーさんたちがスマホを見るタイミングにアップできるように“配信のタイミング”も大事にしているそうだ。
“クオリティ”にこだわりだすと、やはり金銭的に大きな負担がかかるのも事実。また、大部分を占める“兼業レイヤー”にとっては、衣装制作や写真加工などの準備期間にかける時間も悩ましい問題のひとつなのではないだろうか。
「私は保険会社の営業をしている社会人1年生なのですが、コスプレにもっと力を入れられる環境というのが仕事選びのポイントでした。衣装やメイクなどにお金がかかりますし、イベントは土日が多いので、お給料が良くて、土日休みというのを条件に探しました。言ってしまえば、コスプレのために選んだ職場ですね(笑)」(雨晴ゆずか)
時間の使い方に関してはペースがつかめていないというが、「学生時代にしていたアルバイトとは、お給料も責任も全然違うので、早くペースをつかんでたくさんコスプレしたいです!」と仕事とコスプレの両立に意気込んだ。
■カフェ経営者を選んだ25歳「キャラでも憧れるのは自立した女性」(恋するみさきちゃん)
中学生の頃はあまり学校に行けていなかったという恋するみさきちゃん。コスプレイヤーになったことで、共通の趣味を持つ友だちが増え、社交的になれたと話す。「キャラの姿になることで、見た目だけでなく、振る舞いやしゃべり方も変わったりするので。そうやって自分じゃない自分で外の世界と接することが、リハビリになったと思います」
その後は可愛い制服が目当てでメイドカフェで働いていたが、自分の人生を最大限楽しむためには、若いうちだけじゃないお金の稼ぎ方を考えたいと思うようになった。「好きなアニメの世界には自立した女性がたくさんいて、自分が憧れるキャラもそういう人が多かった」と言い、東京・中野にある“女児服カフェ”というコンセプトカフェの経営を始めたんだとか。
コスプレやアニメのほか、海外旅行や野球も好きでもあり、“多趣味”と自負する。「ファンタジーな世界観が大好きで、やりたいと思ったことは全部やってみたいんです。今は仕事も楽しいし、趣味も充実していて、時間が足りないくらい人生を楽しんでいます」。
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2019/05/27