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間宮祥太朗&渡辺大知、漫才漫画『べしゃり暮らし』ドラマ化 演出は劇団ひとり

 『ろくでなしBLUES』『ROOKIES』といった青春漫画の巨匠・森田まさのり氏が描く、漫才漫画『べしゃり暮らし』が、7月期のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ枠(毎週土曜 後11:15〜深0:05)で初映像化されることが明らかになった。
主演は間宮祥太朗、その相方役を渡辺大知が務め、漫才コンビを体現。 芸人、俳優、作家、映画監督とマルチに活躍する劇団ひとりが、連続ドラマの演出に初挑戦する。

森田まさのり氏の漫才漫画『べしゃり暮らし』7月期のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ枠で初映像化。主演は間宮祥太朗、相方に渡辺大知が決定(C)テレビ朝日

森田まさのり氏の漫才漫画『べしゃり暮らし』7月期のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ枠で初映像化。主演は間宮祥太朗、相方に渡辺大知が決定(C)テレビ朝日

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 原作者の森田氏は、自身が漫才コンビを組み、『M-1グランプリ』に出場したことでも話題となった。そんな森田氏が“お笑い”を題材に描く本作は、若き漫才コンビの成長を追いながらさまざまな人間模様を描き出す、笑えて泣ける、熱き男たちの青春群像劇。2005年から06年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)、07年からは『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載されてきた。

 今回の連続ドラマ化を受け、森田氏は「生命を吹き込まれた圭右や辻本たちがどんな声で、どんなしゃべり方で笑わせに、また泣かせに来てくれるのか、楽しみで仕方ありません」とコメント。さらに、「この作品を描くために、僕は多分漫画家になりました」と、熱い想いを寄せている。

 笑わせるためなら、命がけ―! 主人公・上妻圭右(あがつま・けいすけ)は、学校一笑いに貪欲な“学園の爆笑王”。そんなある日、高校生ながら元プロの芸人だった辻本潤が、大阪から圭右と同じクラスに転校してくる。初めはぶつかり合う2人だったが、やがて漫才コンビを組むことになって…!?

 演出を担当する劇団ひとりは、お笑い芸人としてはもちろん、小説家、映画監督としても知られ、バラエティー番組のレギュラー5本、ラジオや、CM出演のほか、初の小説『陰日向に咲く』(2006年、幻冬舎)はその後、映画化もされた。14年には自ら著した小説『青天の霹靂(へきれき)』の映画化にあたっては、監督、脚本、出演を務め、卓越した才能で活躍している。

 今回初めて連続ドラマの演出を務めるにあたって劇団ひとりは「以前からやってみたかった」と意欲を見せ、「いい物を届けられるよう現場の皆さんと奮闘しております」と、コメントを寄せている。しかも今回は全話の演出を担当。笑いの世界に精通した劇団ひとりならではの演出に期待が高まる。

 主人公の圭右を演じる間宮は、同局での連続ドラマ初主演。「原作が好きだったのでうれしさしかなかったです。劇団ひとりさんが演出されるとのことで、さらに喜びが増しました。役作りで参考にしている芸人さんは特にいません。他の誰かに似てしまうのではなく、オリジナルを目指しています」と意欲満々だ。

 漫才の練習にも励んでいるところだが、「他の芸人役の演者さんたちは、かっちりしたネタを練習されていて大変な部分もあると思いますが、僕たちはアドリブの“べしゃり”が多いです。もちろん元になるネタはあるのですが、それをベースにポンポンとやり取りしていきます。なので、その場の空気感を大切にするために、あえてあまり練習をしない方がいいという劇団ひとりさんからの提案どおりに、何が起こるかわからない、一発本番の緊張感ある空気で撮影する予定です」と明かしている。

 間宮と初共演する渡辺も「原作が好きだったので、めちゃくちゃうれしかったです。元々お笑いを見るのは好きでしたが、遠い世界に感じていたので、自分がその空気に触れられると思うとワクワクしました。僕は高校の頃からバンドをやっていて、どうやったら音楽で食べていけるのかを真剣に考えていたので、そういうやりたいことに向かって突き進んできたところが、内容や役柄ともリンクしているように感じます」と話す。

 ドラマの見どころについて、間宮は「とにかく笑っていただきたいです! 尚且つ、“カッコいい”に行きつけば最高です。この作品は、僕たちが演じる2人だけではなく、みんなが面白く、すごい生きざまがあります! たくさん笑った結果、“カッコいい”に行きつければ本当にうれしいです」。

 渡辺は「お笑いをする人たちの青春の話ですが、笑いに限らず、そして年齢も関係なく、やりたいことに向かって突き進んでいく人たちのうずきというか、熱さみたいなものを感じ取ってもらいたいです。漫才師を目指している女性たちも出てきますし、若手からベテランまで老若男女を問わず、情熱を燃やし続けて何かに向かっていく姿を、みなさんに届けられるように最後まで駆け抜けたいです!」と意気込みを語っている。

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  • 森田まさのり氏の漫才漫画『べしゃり暮らし』7月期のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ枠で初映像化。主演は間宮祥太朗、相方に渡辺大知が決定(C)テレビ朝日
  • 全話の演出を手がけるのは、劇団ひとり
  • 森田まさのり氏の漫才漫画『べしゃり暮らし』7月期のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ枠で初映像化。主演は間宮祥太朗(右)、相方に渡辺大知(左)が決定(C)テレビ朝日

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