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映画『居眠り磐音』監督&原作者、ピエール瀧被告に厳しく言及 代役に対し複数の俳優が名乗り

 俳優の松坂桃李が時代劇初主演を務める映画『居眠り磐音(いわね)』(5月17日公開)のプレミアイベントが都内で行われ、同作の原作者・佐伯泰英氏と本木克英監督が登壇。映画に出演する予定だったが、麻薬取締法違反の罪で起訴され降板した俳優・ピエール瀧被告について厳しく言及した。

ピエール瀧被告に厳しく言及した映画『居眠り磐音』のプレミアイベント (C)ORICON NewS inc.

ピエール瀧被告に厳しく言及した映画『居眠り磐音』のプレミアイベント (C)ORICON NewS inc.

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 冒頭に本木監督が「思わぬことでみなさんにご心配をかけることになってしまったのですが、再撮影の目処も経ちギリギリに仕上げ、さらにアップグレードしてみなさんにお届けできるよう撮影した」とあいさつ。

 瀧被告の代役を務めることになった奥田瑛二に感謝しながら「あの一件の直後に何人もの俳優さんたちが『自分でよければやるよ!』と言ってくれたことに対して、この場を借りて感謝したいと思います」と明かした。

 佐伯氏は「今回の事件を受けて、一部のマスメディアでは『いち出演者と作品は別のもの』という意見が取り上げられている」と切り出し「あの日以来スタッフは、本来必要でなかった膨大な作業に(時間を)費やされている」「1人の反社会的な行動により制作が頓挫した、いや、しかけた」と大きな影響があったと振り返った。

 それを受けて「スタッフ一同が再結束し、この人たちが難関を乗り越えている姿を見て私は『必ず良い作品に仕上がる』と確信しました。本木克英監督、松坂桃李くん主演作品の『居眠り磐音』をどうか劇場でご覧になってください」と呼びかけた。

 同作の原作は『第66回菊池寛賞』を受賞し、全著作の累計発行部数が6500万部を超える佐伯氏の時代小説。松坂演じる主人公・坂崎磐音は、ある事件から祝言(しゅうげん)を間近に控えた許嫁の奈緒(芳根京子)を残し、脱藩して江戸に向かう。そんな折、幕府が流通させた新貨幣をめぐる陰謀に巻き込まれ、江戸で出会った人たちを守るため、悪に立ち向かっていく…。

 イベントには出演者の松坂、芳根、杉野遥亮木村文乃柄本佑西村まさ彦中村梅雀柄本明も出席した。

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  • ピエール瀧被告に厳しく言及した映画『居眠り磐音』のプレミアイベント (C)ORICON NewS inc.
  • 木村文乃=映画『居眠り磐音』プレミアイベント (C)ORICON NewS inc.
  • (前列左から)杉野遥野、芳根京子、松坂桃李、木村文乃、柄本佑(後列左から)西村まさ彦、中村梅雀、柄本明、佐伯泰英氏、本木克英監督=映画『居眠り磐音』プレミアイベント (C)ORICON NewS inc.
  • 芳根京子=映画『居眠り磐音』プレミアイベント (C)ORICON NewS inc.
  • 佐伯泰英氏=映画『居眠り磐音』プレミアイベント (C)ORICON NewS inc.
  • 松坂桃李=映画『居眠り磐音』プレミアイベント (C)ORICON NewS inc.
  • 杉野遥亮=映画『居眠り磐音』プレミアイベント (C)ORICON NewS inc.
  • 柄本明=映画『居眠り磐音』プレミアイベント (C)ORICON NewS inc.
  • 柄本佑=映画『居眠り磐音』プレミアイベント (C)ORICON NewS inc.
  • 本木克英監督=映画『居眠り磐音』プレミアイベント (C)ORICON NewS inc.

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