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手塚治虫作品の陶板レリーフ、国際展示場駅に設置 長女・るみ子氏「手塚治虫のメッセージのシンボルに」

 『鉄腕アトム』、『ジャングル大帝』など日本を代表する漫画を生み出した手塚治虫さんの長女で、手塚プロダクション取締役の手塚るみ子氏(54)が18日、東京・国際展示場駅で行われた『Osamu Tezuka,Characters on Parade 手塚治虫キャラクターズ大行進』完成披露除幕式に出席。手塚治虫さんの原画をもとに完成した縦約2.6メートル、横約8.8メートルの陶板レリーフに「手塚治虫が残したメッセージのシンボルとしてお伝えすることができれば」と願いを込めていた。

国際展示場駅に設置された手塚治虫作品の陶板レリーフ (C)ORICON NewS inc.

国際展示場駅に設置された手塚治虫作品の陶板レリーフ (C)ORICON NewS inc.

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 同陶板は、日本交通文化協会が、日本の文化や魅力を伝えるために東京臨海高速鉄道の協力と日本宝くじ協会の助成を受けて、制作を行った。どろろ、火の鳥、アトム、ウラン、パンジャやレオなど36のキャラクターが描かれており、手塚漫画の魅力が詰まった作品になっている。

 るみ子氏は「土があり、水あり、火という熱があり、自然界にあるものを人間の知恵と工夫、技術をもって初めてできるものとあらためて実感しました」と完成を喜んだ。「自然と人間の知恵とテクノロジーが折りあって、すばらしい創作物ができて、文化を培っていくんだと、手塚治虫自身が作品の中で描いて伝えてきたことでもあります」と想いを語っていた。

 さらに「子どもから大人まで親しんできている手塚のキャラクターたちの前で、写真を撮られたり、インスタにのせるとか、作品をこういった形で親しんでもらえたら」とし「手塚治虫はこれまでたくさんのクリエイターたちに影響を与えてきて、国際展示場駅に来られるみなさんが創作への意欲をチャージしていただけたら」と新たなクリエイター誕生にも期待を寄せていた。

関連写真

  • 国際展示場駅に設置された手塚治虫作品の陶板レリーフ (C)ORICON NewS inc.
  • 陶板レリーフにはアトムも (C)ORICON NewS inc.
  • 手塚るみ子氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 手塚治虫さんの原画をもとに完成した陶板レリーフ=『Osamu Tezuka,Characters on Parade 手塚治虫キャラクターズ大行進』完成披露除幕式 (C)ORICON NewS inc.

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