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オリラジ藤森、ドラマ初出演でエリート官僚役 “チャラ男”キャラは「3%くらい残しつつ」

 お笑いコンビ・オリエンタルラジオ藤森慎吾(35)が4月スタートの山下智久主演・TBS系連続ドラマ『インハンド』(毎週金曜 後10:00)で連ドラ初出演を飾ることがわかった。藤森は菜々緒演じる美人官僚・牧野巴と共に、サイエンス・メディカル対策室で働くエリート官僚・御子柴隼人(みこしば・はやと)役に起用された。バラエティーでは“チャラ男”でおなじみの藤森だが「作品の邪魔をしないよう、皆さんに迷惑をかけないように、真面目に一生懸命頑張ります」と意気込んでいる。

金曜ドラマ『インハンド』に出演するオリエンタルラジオの藤森慎吾 (C)TBS

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 同ドラマは『イブニング』(講談社)で連載中の朱戸アオによる漫画を実写化。山下演じる寄生虫を専門とするドSな天才科学者・紐倉哲と、お人好しの熱血助手・高家春馬(濱田岳)の凸凹バディが、クールでやり手な牧野とともに、最新科学と医療にまつわる難事件に挑んでいくヒューマンサイエンスミステリー。

 最近では映画『七つの会議』で強烈なサラリーマンを演じるなど俳優としても活躍をみせる藤森は、「非常に光栄でうれしい半面、自分でも不思議です。映画『七つの会議」に出演させていただいたすぐ後に連続ドラマに出演できるなんて、今年はこの後に大きな落とし穴があるんじゃないかってちょっと疑っています(笑)。だから今まで以上に私生活も気を引き締めて、清廉潔白な由緒正しき生活を送っていかないといけないなと思っています」と姿勢を正す。

 「監督が、バラエティで見せている“チャラ男”じゃないところにすごく魅力を感じると言ってくださっているので、視聴者の皆さんが『藤森ってこういう表情もあるんだ』って思うような、僕の新たな一面を見せられるように役と向き合っていきたいと思います」とやる気満々。「みなさんからは『調子に乗るな!』と言われそうですが…同い年で仲良くさせてもらっている小栗旬さんに、実はたまに演技の相談をさせていただいたりすることもあって。僕ごときがすみません!(笑)でもこんな僕にもすごく真剣にアドバイスをくださるんです。そんな小栗さんからもエールをもらったので、全力で臨みます!」とすっかり役者の顔。
 
 御子柴は上司や強者になびく分かりやすい風見鶏キャラだが、年下の牧野からいいように使われ、なんだかんだで事件調査に協力させられていくといった人物。「衣装もパキっとお堅い感じで、こういう格好をすることはあまりないので新鮮でうれしいです。ただ監督からは、エリートではあるけどそんなにキリっとしてないイメージだと言われているので、チャラ男な雰囲気を3%くらい残しつつ(笑)、キリっとし過ぎていない部分を僕なりに表現していけたらと思っています」と展望している。

 山下と顔合わせで対面し、「ちらっとお会いしただけなのですが、めちゃくちゃスターでした。山下さんが入ってきただけでも、その場の雰囲気がパッと変わるオーラがあるんです」と振り返る。「これまでの出演作もたくさん観ていますが、特にドラマ『池袋ウエストゲートパーク』の大ファンで。そんな山下さんとご一緒できるなんて本当に光栄ですし、色々勉強させていただきたいと思っています。ただ山下さんと対峙するシーンがあったら、お芝居以前にテレちゃいそうで…まずはそこが心配です(笑)。撮影初日も菜々緒さんを前にしてガッチガチに緊張しちゃってヤバかったですから! とにかく少しずつ現場に慣れていきながら、皆さんとも仲良くなれたらと思っています」と人気者だらけの現場に興奮していた。

 さらに、牧野や御子柴の上司で室長の網野肇(あみの・はじめ)役には、俳優・光石研が決定。警察庁からの出向で来ている網野は、大きな問題を起こさず平穏無事に過ごしていればそのうち本庁に戻れると考える現状維持派。そのため、成果を上げて一秒でも早く外務省に帰りたい前のめりな牧野とは毎回言い争いが絶えないというキャラクター。紐倉をはじめ、個性的な面々が、物語にスパイスを与えていく。

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