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次期朝ドラ『なつぞら』主題歌はスピッツに決定 草野マサムネ「広く美しい北海道の空の力で」

 ロックバンド・スピッツが、女優・広瀬すずがヒロインを務める、2019年度前期の「連続テレビ小説」100作目が『なつぞら』(4月1日スタート、月〜土 前8:00 総合ほか)の主題歌「優しいあの子」を担当することが決定した。スピッツが朝ドラの楽曲を提供するのは初となる。

NHK連続テレビ小説『なつぞら』の主題歌を担当するスピッツ

NHK連続テレビ小説『なつぞら』の主題歌を担当するスピッツ

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 ドラマの主人公は、戦争で両親を失った少女・奥原なつ(広瀬)。傷ついた少女を癒し、たくましく育てたのは北海道・十勝の大地だった。やがて成長したなつは、十勝で育まれた想像力を生かして、当時まだ「漫画映画」と呼ばれていたアニメーションの世界にチャレンジする。

 草野マサムネは「記念すべき“朝ドラ”100作目、大好きだった『おしん』や『あまちゃん』のようにインストがいいのでは?とも考えましたが、今回は歌ありです。ドラマタイトルが『なつぞら』なのに詞がかなり冬っぽい仕上がりになってます」と紹介。

 理由については「お話をいただいてから何度か十勝を訪ねました。そこで感じたのは、季節が夏であっても、その夏に至るまでの長い冬を想わずにはいられないということ。『なつぞら』は厳しい冬を経て、みんなで待ちに待った夏の空、という解釈です」と説明し「広く美しい北海道の空の力で書かせてもらいました!」とメッセージしている。

 制作統括の磯智明氏は「一昨年の秋、とかち帯広空港に初めて降り立ったとき、目に入ってきたのは圧倒的な青空でした。果てしなく続く十勝平野の大きな空です。そしてそのとき、啓示を受けたように、スピッツのメロディが空から舞い降りてきたのです。本当に!」と伝え「このときから『主題歌はスピッツ』と決めていたと思います。ポエティックな優しい歌詞、美しく心地よいメロディ、夢と希望に満ちた世界観。オファーをして知ったのですが、スピッツの草野マサムネさんは“朝ドラ”の大ファンだそうです。相思相愛から生まれた楽曲はまさにパーフェクト! ドラマとともにすてきな一日の始まりを演出してくれるはずです」とコメントしている。

関連写真

  • NHK連続テレビ小説『なつぞら』の主題歌を担当するスピッツ
  • 『なつぞら』メインポスタービジュアル(C)NHK
  • ポスタービジュアルを撮影した写真家アンディ・チャオ氏

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