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『トクサツガガガ』満足度が右肩上がりで上昇中、“特撮で育った”30〜40代男性から熱い支持

 丹羽庭氏の同名漫画が原作の小芝風花主演ドラマ『トクサツガガガ』(NHK総合/金曜22時)の満足度が放送開始以降、右肩上がりで上昇している。週刊エンタテインメント誌『コンフィデンス』が毎週、視聴者を対象に実施するドラマ満足度調査「オリコン ドラマバリュー」では、初回こそ100Pt満点中56Ptとまずまずのスタートだったが、2話目で前週比23Pt増の79Ptへと急上昇。その後も3話:82Pt、4話:85Ptとぐんぐん満足度を高めている。視聴層を見ると、まさに特撮を観て育ったであろうM2層(35〜49歳の男性)が最も多く、目の肥えた30〜40代男性が人気を支えていることがわかる

 同作は、特撮ドラマの魅力に取り憑かれたOLの奮闘を綴った物語。女の子らしさを求める母親、職場の同僚など、周囲に“特撮オタク”であることを懸命に隠して暮らしてきた主人公・仲村叶(小芝風花)が、新たな仲間たちとの出会いによって“好きなものは好き”と、自分自身を解放していく様子がコメディ色満載で描かれている。

 評価を引き上げているのは、ドラマバリューの全5項目(各20Pt満点)のうち「主演」、「その他キャスト」、「内容」の項目。それぞれ、「主演」は8Pt→16Pt→16Pt→18Pt、「その他キャスト」は7Pt→17Pt→17Pt→17Pt、「内容」10Pt→17Pt→18Pt→19Ptと上昇している。

 放送前、原作者の丹羽氏が、「ドラマパートはもちろん、特撮パートも細部にわたる小ネタまでガッツリ作っていただき、最高に楽しい、いい意味でやりすぎなドラマになっていると思います。音楽もアクションも役者の皆様の演技も漫画では絶対表現できない広がりとパワーを持っていて原作通りではなく、原作の見えない部分、原作以上の部分を沢山かいていただけました」(公式サイトより)と語っていたが、連ドラ初主演となる小芝風花をはじめ、倉科カナ木南晴夏寺田心らキャスト陣が、原作者も納得の特撮愛に溢れたストーリー、役柄を見事に体現しているようだ。

 実際に視聴者からも、「原作をさらに昇華させていて面白い。気合いが入った作り」(30代男性/兵庫)、「特撮のシーンなどにかなり力が入っていて見応えがある」(40代男性/茨城)、「オタクの心理が絶妙に表現されていて面白い!」(50代女性/神奈川)、「クスリと笑える物語で、金曜の夜にピッタリ」(30代男性/茨城)、「作品に特撮愛が溢れ出ている」(40代女性/埼玉)、「特撮ショーのクオリティが高い」(50代女性/埼玉)、「特撮部分の力の入れ具合に局の本気を感じる」(30代女性/千葉)、「小芝風花さんがここまで特撮オタク役にハマるとは思わなかった」(40 代女性/東京)との絶賛の声が寄せられている。

 視聴者の属性は、男女比48:52とほぼ半々だが、世代別に見ると、全体のなかでM2層が29.8%と最も高い割合を占めている。物語の中には、主人公が好きな特撮ヒーロー番組『獅風怒闘ジュウショウワン』が、本物の特撮番組さながらのクオリティで描かれ、またその番組のテーマ曲まで作られている。これまでの調査では「ドラマ10枠」の作品は、比較的F2(35歳〜49歳の女性)、F3層(50歳以上の女性)の女性視聴者の反応が高かったが、こうした特撮への細部にまでわたるこだわりが、従来のドラマファンだけでなく、視聴者層を拡大しているようだ。

 回を追うごとにネットニュースやSNS等での盛り上がりが加熱していることを踏まえると、次回以降もさらなる満足度の上昇が期待される。

●「オリコンドラマバリュー」とは
 オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1〜20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。

関連写真

  • ドラマ10『トクサツガガガ』より (C)NHK
  • ドラマ10『トクサツガガガ』より (C)NHK
  • ドラマ10『トクサツガガガ』のドラマバリュー推移

提供元:CONFIDENCE

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