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二階堂ふみ、初刑事役で“姫川玲子”に 亀梨和也とW主演で『ストロベリーナイト・サーガ』放送決定

 女優の二階堂ふみ亀梨和也が、4月にフジテレビ木曜劇場で放送スタートする警察ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』(毎週木曜 後10:00)でW主演を務めることが、わかった。

4月スタートのフジテレビ木曜劇場『ストロベリーナイト・サーガ』に出演する(左から)亀梨和也、二階堂ふみ、江口洋介

4月スタートのフジテレビ木曜劇場『ストロベリーナイト・サーガ』に出演する(左から)亀梨和也、二階堂ふみ、江口洋介

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 原作は、累計400万部を突破し、今もシリーズが続き増刷を重ねる誉田哲也氏の大ベストセラー警察小説『姫川玲子シリーズ』。2010年には竹内結子主演のスペシャルドラマ『ストロベリーナイト』が映像化され、続く連続ドラマ版(2012年1月期)では全話平均視聴率15.4%、最高視聴率16.9%を獲得(ビデオリサーチ調べ 関東地区)、息をもつかせぬ斬新な展開の本格刑事ドラマとして話題となり、13年には映画も公開され、興行収入21.5億円を記録した。

 そんな前シリーズから6年…平成が終わり新元号を控える今年4月、『ストロベリーナイト』が新たに生まれ変わることとなった。本作『ストロベリーナイト・サーガ』では、キャスト、スタッフを一新し、まだ映像化されていない最新エピソードを加えて再構成。壮大かつ斬新な本格刑事ドラマ『ストロベリーナイト』が、装いも新たに動き出す。

 本作の主人公、ノンキャリアでありながら27歳という若さで警部補に昇任した女性刑事、警視庁捜査一課殺人犯捜査第十係主任・姫川玲子(ひめかわ・れいこ)を二階堂が演じ、捜査一課で唯一の女性班長・姫川として、直感と飛躍した思考、行動力を武器に“姫川班”を率いて、数々の難事件の真相に迫る。

 生真面目な性格で寡黙な一方、その内面では曲がったことが嫌いな正義感を持ち、熱い男気を秘めた体育会系刑事で、姫川の年上の部下となる巡査部長・菊田和男(きくた・かずお)を演じるのは亀梨。捜査一課姫川班に異動してきた当初こそ、直感を武器に危険な捜査を繰り返す姫川を懐疑的に捉えていたものの、共に事件を追うにつれ、姫川の刑事としての優秀さと人間的魅力に気づき、自分の中に特別な感情が芽生え始める…。

 そして、姫川の天敵、警視庁捜査一課殺人犯捜査第五係主任(警部補)・勝俣健作(かつまた・けんさく)を演じるのは江口洋介。“ガンテツ”という通り名を持つクセ者刑事で、摘発率は圧倒的トップを誇り、刑事としての腕前は誰もが認めるベテラン。公安に8年いた経歴を持ち、警察内外の情報収集にたけているが、おきて破りの捜査方法がさまざまな疑惑を招くこともある。

 同作では、姫川玲子シリーズ第一作でもある表題作『ストロベリーナイト』のほか、死体なき殺人事件の真相を暴く『ソウルケイジ』、暴力団抗争が絡んだ惨殺事件に迫る『インビジブルレイン』、さらには初の映像化となる青い仮面の猟奇的殺人鬼を追う『ブルーマーダー』など、緊迫の展開がめじろ押しのラインナップを放送。原作ファンの間でも人気の高いよりすぐりの傑作が集結する。

 本作で、初の刑事役に挑む二階堂は「初めての刑事役でドキドキしております。原作ファンの方々にも楽しんでいただけるような作品にできたらと思います!」と力を込め、亀梨は「原作・前作ともに人気のあるその重みを作品に良い形でつなげられるよう、僕自身も良いプレッシャーの中、作品に良い影響を与えられるようスタッフさん・共演者の方々と心を一つに作っていきたいと思います」と意気込み。江口は「「数多くのドラマがある中で、きっと刺激的な作品になる予感があります。原作ファンの方はもちろん、是非、皆さん期待して待っていて下さい」とコメントしている。

【二階堂ふみ】
――出演にあたり、意気込みをお聞かせください。
「初めての刑事役でドキドキしております。原作ファンの方々にも楽しんでいただけるような作品にできたらと思います!」

――共演する亀梨和也さんについて
「亀梨さんとは、バラエティー番組で一度ご一緒させていただいたのですが、とても優しい印象を持っております。シャープで知的な亀梨さんから沢山学ばせていただきたいです」

――共演する江口洋介さんについて
「江口さんとは、実は12歳の時にCMのお仕事でご一緒させていただいていました。そんな方とまた現場で、大人の役でお会いできる事がとても幸せです」

――楽しみにしている視聴者の方へメッセージをお願いします。
「初めての挑戦が盛りだくさんの作品になると思います! 観ていただく方々にとって、“もう待てない!”とお茶の間で楽しんでいただけるよう一生懸命頑張ります。よろしくお願い致します!!」

【亀梨和也】
――出演にあたり、意気込みをお聞かせください。
「原作・前作ともに人気のあるその重みを作品に良い形でつなげられるよう、僕自身も良いプレッシャーの中、作品に良い影響を与えられるようスタッフさん・共演者の方々と心を一つに作っていきたいと思います」

――菊田和男というキャラクター像を作っていくうえで、意識することや大事にしていきたいことはありますか?
「原作の世界観をしっかりと読み込んで、自分の中でイメージを膨らませ、ふとした表情であり、ちょっとした言葉の端々で感じてもらえるよう、今回の『ストロベリーナイト・サーガ』に沿った菊田和男を作っていきたいと思います」

――姫川玲子を演じる二階堂ふみさんについて
「数々の作品やそのほかの活動での存在感に独特な才能・センスを感じながら拝見させていただいていました。今回ご一緒させていただく中で、二階堂ふみさんのその部分を感じながら、役柄同様に心強い存在になっていけたらなと思っています」

――勝俣健作(ガンテツ)を演じる江口洋介さんについて
「僕自身、画面の中、遠い存在として見させていただき、また楽しませていただいていました。ですので、まだお会いする前ですが、同じ時間を共有させていただける現実に緊張とワクワクが入り混じっています。江口洋介さんの現場での立ち振る舞い、役への向き合い方、しっかりと正面に立ち、その時間を共有させていただけるよう気を引き締めて努めたいと思います」

――楽しみにしている視聴者の方へメッセージをお願いします。
「原作・前作『ストロベリーナイト』ファンの方々のたくさんの愛が詰まっている作品ですので、そのたくさんの愛情・思いに向き合いながら、また新たな『ストロベリーナイト』の一員としてスタッフ・キャストと共に作品に向き合っていきたいと思っています。2019年。『ストロベリーナイト・サーガ』として、またたくさんの方に愛を注ぎ込んでいただけるよう、大切なこのバトンを胸に走り抜けたいと思います。どうぞよろしくお願い致します」

【江口洋介】
――ご出演にあたり、意気込みをお聞かせください。
「事件の深層、人間の闇を深く掘り下げる様は、フジテレビ連続ドラマ史上、最もエッジの効いた作品だと思います。この世界観に携われることをうれしく思っています」

――台本の感想をお聞かせください。
「犯罪を嗅覚で感じとる主人公の直感的推理と、スピーディーな展開がどんな映像になるのか、とても楽しみな台本でした」

――“ガンテツ”こと勝俣健作というキャラクター像を作っていくうえで、意識することや大事にしていきたいことはありますか?
「全てがこれからですが、ストロベリーナイトの世界観にどっぷり浸かるだけ浸かってみようと思っています」

Q)共演者の二階堂ふみさん、亀梨和也さんについて
「二階堂さんは一度共演したことがあります。とても個性的でステキな女優さんだと思います。新しい二階堂さんの姫川玲子とガンテツとのバトルが今から楽しみです。亀梨君とは、初めての共演になります。互いにどんな反応を起こせるか楽しみです」

Q)楽しみにしている視聴者の方へメッセージをお願いします。
「数多くのドラマがある中で、きっと刺激的な作品になる予感があります。原作ファンの方はもちろん、是非、皆さん期待して待っていて下さい」

【誉田哲也】(原作者)
「『ストロベリーナイト』を再度ドラマ化したいとのお話をいただき、まず私がフジテレビさん側に申し上げたのは、“前作を越えなければいけないんですよ”ということ。決定したキャスト表を拝見し、なるほど、生ぬるい前例踏襲はしない、やるなら全く新しい『ストロベリーナイト』を作りたい、という意気込みを感じました。同じ作品の再映像化というのは私も初めての経験なので、どんなことになるのか、今から楽しみです。特に江口洋介さんがどんな“ガンテツ”を生み出してくれるのか、ワクワクが止まりません。期待しています」

【渡辺恒也】(編成企画)
「平成から新しい時代へと移ろうとしているまさにこの春、“今”の社会を象徴することができるような骨太のエンターテインメントを企画したいという思いから、今もなおシリーズが続いている『姫川玲子シリーズ』を、再びドラマ化することを提案しました。『ストロベリーナイト』から始まる原作小説『姫川玲子シリーズ』は、私たちが生きる現実の世界と地続きの物語でもあると思います。殺人事件の捜査を仕事とする刑事たちも、組織の中で働くひとりの人間であり、誰かの父親であったり娘であったりする。だからこそ彼らの抱く“正義”はそれぞれ違っていて、時に対立することもある。簡単に答えが出ないからこそ、誰しもが抱える“正しく生きることとは何か?”というテーマを、このシリーズを通して投げかけていきたいと思います。私自身も原作・前シリーズのファンとして作品に触れてきた中で、もう一度姫川や菊田たちの物語をイチからたどっていきたいという思いから、キャスト・スタッフを一新した全く新しいシリーズとして再出発することを決意しました。姫川と菊田という二人の刑事を中心に、姫川班の面々、ガンテツ、井岡や日下、今泉といった多彩なキャラクターたちの物語を、一続きのサーガ(=英雄伝)として作っていきたいと思います。2019年の今でしかできない、全く新しい『ストロベリーナイト』をお届けしたいと思いますので、是非ご期待ください!」

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