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NHKで放送中の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)。第2回(1月13日)から登場した、綾瀬はるか演じる春野スヤや彼女の影響で主人公・金栗四三(中村勘九郎)も口ずさんでいる「自転車節」。「♪会いたかばってん会われんたい たった一目でよかばってん」で始まるこの歌は、劇中で説明があったとおり、明治時代末に東京ではやった「ハイカラソング」の替え歌で、熊本でローカライズされて広まった別名「熊本自転車節」。 「ハイカラソング」を作詞作曲したのは、神長瞭月。バイオリンの弾き語りという斬新なスタイルで人気を得た、シンガーソングライターのパイオニアの一人。明治41年発表の「ハイカラソング」は、移り変わりの激しい世をチクリと皮肉った歌詞が相まって大流行した。2番の歌詞に「チリリンチリリンと出てくるは 自転車乗りの時間借り」とあり、熊本では「自転車節」として広まったものと考えられる。

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  • 大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』「自転車節」をよく歌っている春野スヤ(綾瀬はるか)。後に主人公・金栗四三(中村勘九郎)の妻となる(C)NHK
  • 自転車で列車と並走する姿が話題になった春野スヤ(綾瀬はるか)(C)NHK

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