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米倉涼子、“群れない女”役から一転、“仲間”に囲まれ撮了「勉強になりました」

 女優の米倉涼子が主演するテレビ朝日系木曜ドラマ『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』の最終話が13日(後9:00〜10:14)に放送される。先日、林遣都荒川良々安達祐実三浦翔平勝村政信高橋英樹ら「京極法律事務所」のメンバーに囲まれ、撮影最終日を迎えた米倉は、「ここ15年ほど、群れずに一人ぼっちの役ばかりやっていたので(笑)」と、“仲間”と迎えるクランクアップに感無量な様子だった。

米倉涼子主演ドラマ『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』クランクアップ(左から)荒川良々、林遣都、高橋英樹、米倉、安達祐実、勝村政信、三浦翔平(C)テレビ朝日

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 2004年の主演ドラマ『黒革の手帖』(同局)以来、悪女や孤高の天才フリーランス外科医など、“群れない女”を演じ続けてきた米倉が「新しい挑戦をしたい」と奮起し、この秋、挑んだ本作。「『リーガルV』が始まるときは『皆さんと常に一緒にいながら、気持ちを寄せ合う役が私にできるのかな』って、ちょっと不安だったりもしたんです」と、本音を吐露。「でも、本当に素晴らしくて、優しくて、穏やかで、笑顔がいっぱいの方たちと一緒にいられて、すごく楽しくて勉強にもなりましたし、いい経験になりました」と、笑顔を輝かせた。「新しい挑戦をさせていただいて、本当にうれしかったです!」と、感謝の気持ちも強い。

 そんな米倉の言葉に京極チームも感無量。米倉は歩み寄るメンバーたちと熱いハグを交わした後、みんなと一緒にVサインで記念撮影をし、清々しい笑顔でスタジオを後にしたという。

 最終話では、米倉演じる翔子が弁護士資格剥奪のキッカケとなった“因縁の事件”の真相をめぐり、日本法曹界の頂点に君臨する宿敵・天馬壮一郎(小日向文世)と“し烈な法廷決戦”を繰り広げる。

 翔子がかつて弁護した受刑者・守屋至(寛一郎)は、NPO法人「貧困を救う会」の代表・大峰聡(速水もこみち)に脅され、殺人の罪に手を染めていた。ようやくあぶり出されたその真実を法廷で明らかにするため、翔子は度肝を抜く手段を思いつく。なんと、翔子自身が原告となり、大峰と“ある濃密な裏関係”が疑われる「Felix & Temma 法律事務所」の代表弁護士・天馬壮一郎を提訴。至を弁護していた1年前に弁護士資格を剥奪されたことに関して、弁護士会会長でもある天馬に、たった1円の損害賠償を求める民事訴訟を起こしたのだ。

 翔子に残された切り札は、至から託された”謎の鍵”のみ。至が殺害した被害者が所持していたというその鍵は、わざと鍵番号も削り取られており、どこのものかも分からない代物だ。だが、もしかしたら事件の全貌を解く、重要な手がかりになる可能性もある。翔子率いる「京極法律事務所」は一縷(いちる)の望みをかけて、鍵の調査を開始。同時に、翔子が弁護士資格を剥奪される直接原因となった“暴力団への金銭授与行為”が、仕組まれた罠だったことを証明すべく、方々を嗅ぎ回る。

 ところがその矢先、京極法律事務所は思わぬ窮地に立たされる。代表弁護士・京極雅彦(高橋)とパラリーガル・伊藤理恵(安達)が逮捕された上に、パラリーガルの馬場雄一(荒川良々)と茅野明(三浦翔平)が暴力団に襲われて病院送りの身となってしまったのだ。途方に暮れる翔子と、弁護士の青島圭太(林)、大鷹高志(勝村)。そんな中、天馬が裏で手を回したに違いないとにらんだ翔子は単身、Felix & Temma 法律事務所へと乗り込む。ところが、その行く手に元恋人のエリート弁護士・海崎勇人(向井理)が立ちはだかり…!?  正義と勝利を追い求める翔子たちにとって、絶対に負けられない戦いの行方は?

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  • クランクアップを迎えた米倉涼子(C)テレビ朝日
  • (左から)高橋英樹、米倉涼子、安達祐実(C)テレビ朝日

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