俳優の滝沢秀明が12日、都内で行われた『連続ドラマW 孤高のメス』完成披露試写会に出席した。今年を表す漢字一文字について滝沢は「行」と回答。年内での芸能活動引退を直前に控え、「今回の決断は『さよなら』ではない。『さよなら』という言葉は使いたくないので『行ってきます』という意味で一文字にしたいと思います」と語ると、会場からは“行ってらっしゃい”とばかりに温かい拍手が。「とにかく大きな男になって…ま、身長は無理ですけど。みなさんの期待に応えられる男になりたい」と自虐ネタをはさみつつ、強い決意をにじませた。 同作はシリーズ累計160万部突破の大鐘稔彦氏による小説『孤高のメス』を初の連ドラ化。臓器移植がタブー視されていた1980年代後を舞台に、腐敗した医療体制のなかで患者と向き合い続けた医師の奮闘と、彼を取り巻く病院内外の人との葛藤をリアルに描いたヒューマンドラマ。
2018/12/12