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【コスプレビフォーアフター】地元では偏見の目が強い? “元アイドル”コンビが語る「上京して得た同人仲間との絆」

 日本のポップカルチャーとして、世界中のアニメ・ゲームファンに親しまれている「コスプレ」。普段の自分とは異なる“別人に変身できる”点がコスプレイヤーたちを魅了して止まないという。そこで、元“週末アイドル”のコスプレイヤー・こころんさん(写真右)と、アニソンDJとして活動する瀬口えりなさん(写真左)に、地元ではコスプレへの偏見が強かったことや、先輩レイヤーに導かれた“コスプレ道”など、その知られざる“素顔”を聞いた。

■地方ではまだ偏見がある?「隠れてコスプレ活動をしていました」(こころん)

 コスプレをはじめたのは中学生の頃だったという、こころんさん。ただ「私の地元ではコスプレをやっている人が少なくて。まだコスプレに対する“偏見”が強い時でした」と振り返る。オタクグッズを持っていたり、コスプレをしていると「オタクだ、気持ち悪い」といった風に見られたため「オタクであることは前面に出さず、隠れて活動していた」のだそう。

 ではコスプレへの目覚めはいつだったのか? それは、小学生の頃にこっそりと通っていたコスプレイベントだったという。「レイヤーの皆さんの“作品愛”がすごく感じられて、私もあんな風になりたい」と思ったのだそう。そして、そのコスプレ熱は上京後に爆発する。

「東京のコミケに参加することで、地元で見つけられなかった“コスプレ仲間”が大勢できました。地元ではありえなかったんで、大きな変化でしたね」

 上京後、コスプレと仕事との両立はどうしていたのだろうか。「東京に来て、TV局の技術系職員として働いていました。さらに週末はアイドル活動もやっていたんです」と激務を告白。TV局の仕事をしながらのアイドル活動はかなりきつかったようだ。

「それまでTV局で裏方として頑張っていて、アイドルとしても売れなくて、なんとか“表に出たい”って気持ちが強くなって。それでモデル業の仕事に挑戦しました。今後は、コスプレもしつつ、舞台やTVなどマルチに活躍できるように頑張りたいです!」

■「コスプレも役者も同じ」作品のキャラに“なりきること”の意義(瀬口えりな)

 現在、役者やアニソンDJなど、多彩な分野で活躍する瀬口えりなさん、以前は九州でアイドル活動もしていたという。では、コスプレをはじめたきっかけは何だったのか?

「コスプレには元々興味があったんですが、自分の好きなレイヤーさんの完成度が高くて、挑戦するにはハードルが高いって印象でした。でも、一昨年のコミケに友達が参加することになって、一緒にコスプレをすることにしました」

 こうした経験から、一緒に参加できるコスプレ仲間の大切さを感じたのだという。「コスプレをやる前は半端な気持ちでやっちゃいけないって勝手にプレッシャーを感じてたけど、どんなスタイルもありなんだなって。まずは、自分が楽しむことが一番だって分かったんです」。

 コスプレに対して前向きになれた理由は、先輩レイヤーからの助言もあったと語る。「尊敬するレイヤーさんと話す機会があって、その時に『コスプレって役者と一緒だよ』って言われたんです。コスプレって、『他人を喜ばせたい』とか『自分が楽しみたい』とか目的はさまざまだけど、作品のキャラになって表現したい、って部分は役者や舞台とつながってるって」。その言葉に感銘を受けて、コスプレへの取り組み姿勢が変わったという。

「アニソンDJ」や「女優」という目標に対して、コスプレ活動も決して無駄にはならないと強調する瀬口えりなさん。「役者としての表現につながるって言葉にシンパシーを感じて、コスプレに愛着がわきました。なので、去年のコミケからは役者としての意識というか、作品のキャラの気持ちをちゃんと作っていくようになりました。女優もひとつの目標ですが、アニソンDJとしても頑張っていて、いずれは“世界”で活躍できるよう努力している最中です」。



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