女優の杉咲花(21)が、来年1月スタートのテレビ朝日系木曜ドラマ『ハケン占い師アタル』の主演に抜てきされ、ニット帽にサングラス、コートを着た異様な姿で、本格コメディーに初挑戦することがわかった。本作の脚本を手掛けるのは、2011年に『家政婦のミタ』で斬新なヒロインを誕生させて社会現象を巻き起こした遊川和彦氏。今回もまた一見斬新なヒロイン像を糸口に、『ミタ』とはひと味違うコミカルなアプローチで、真正面から人間を描いていく。しかも、映画『恋妻家宮本』で監督を手掛けた実績に続き、今回は脚本のみならず、連続ドラマの演出も初めて担当する。遊川氏の手腕によって、どんな“新たな才能”が引き出されるのか楽しみだ。 杉咲が演じる主人公・的場中(まとば・あたる)=アタルは21歳の派遣社員。生まれて初めて働く職場でさまざまな初体験に喜び、いつもニコニコしているが、実は、目を合わせた相手の隠れた内面や原風景が見える特殊能力の持ち主。そんな一種の占い能力を駆使し、 周りの正社員たちが抱える悩みを根本から解決していくストーリーが展開する。「占うときは、普段と違う別の顔を見せる」という設定があり、杉咲は「私はアタルのような明るい役をあまり演じたことがないですし、本格的なコメディーも初めて。アタルは占うときに人柄が変わるのですが、その振り切り方も含めて、たくさん挑戦が詰まった役だと思います」と意気込む。
2018/11/28
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