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スピードスケート金メダリスト・清水宏保の前から「消えた天才」

 長野冬季五輪金メダリスト・清水宏保が21日放送のTBS系『消えた天才』(後6:30)に出演。「彼がそのままスケートを続けていれば、長野五輪の金メダルは彼が獲っていたかもしれない」と恐れた同い年の天才について語る。

10月21日放送、TBS系『消えた天才』長野冬季五輪金メダリスト・清水宏保(C)TBS

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 清水がその天才と対戦したのは、高校の全国大会。当時からスタートダッシュには絶対の自信を持っていた清水だったが、彼は清水を上回るロケットスタートを決め、そのまま独走しトップでゴールした。さらに、共に参加した日本代表合宿では100メートル走を10回対戦して1度も勝てず、清水は彼の異常なまでの強さに圧倒されていたという。
 
 当時、2人を指導していたコーチも、「スピードはダッシュも含めて清水より群を抜いていた。はるかに天才的だった」と、その怪物ぶりを証言する。

 その天才は、高校最高峰の大会・インターハイでも清水を抑え、500メートル、1000メートルで優勝。そして、高校卒業後、清水が大学に進学したのに対し、その天才は、大学を飛び越え当時日本トップの実業団に入った。

 しかし、長野五輪の1年前。天才は所属していた実業団チームを退団。23歳で選手として絶頂期だったにも関わらず、スピードスケート界から姿を消したのだった。

 あれから21年。番組では天才の今を大追跡。すると、当時23歳でどうしてもスケートを辞めなめればならなかった衝撃の事実を告白。そして、スケートを辞めた後、天才が送った壮絶人生も明らかに。さらに、現在は15億円を稼ぐ大成功者になっていた。清水との絆が起こした大逆転劇も明らかになる。

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  • 10月21日放送、TBS系『消えた天才』長野冬季五輪金メダリスト・清水宏保(C)TBS
  • 清水宏保より速かった消えた天才(C)TBS

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