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アヴリル・ラヴィーン、闘病から完全復活 死を受け入れた日に書いた新曲公開

 2014年に発症したライム病との闘病を続けてきたアヴリル・ラヴィーン(33)が日本時間20日、約5年ぶりとなる最新アルバムに収録される「ヘッド・アバーヴ・ウォーター」を全世界一斉に公開し、完全復活した。

アヴリル・ラヴィーンが5年ぶり新アルバム収録曲「ヘッド・アバーヴ・ウォーター」を公開

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 ライム病とは、マダニによって媒介される細菌感染症。病状が進行すると髄膜炎や心疾患など重篤な症状を引き起こす。アヴリルは今月6日、公式サイトでファンに宛てた手紙を公開し、「死を受け入れた」と言うほどの闘病生活を告白。「肉体的にも精神的にも人生で一番辛い日々だった」と明かし、「体の機能が停止するのを感じ、死を受け入れた」とき、母親の腕に抱かれながら自身の中にわき上がってきた言葉を書きつづり、完成させたのが今回発表した新曲「ヘッド・アバーヴ・ウォーター」であることを説明いた。

 歌詞では「水の中にいるような息苦しさ」の中、生きるために闘っている彼女にとって、「自分の声が生きる原動力」であると自らを鼓舞。「この荒波に負けないように、飲み込まれないように」と力強い祈りを歌う。絶望の淵に立たされようとも、「絶対に負けない」という強さが、生命力あふれるパワフルなボーカルから伝わってくる感動的な楽曲となっている。

 「病気との闘いを音楽のパワーに変えることができた」と語るアヴリル。闘病中に深く自分を見つめなおし制作することができたという最新アルバムにも大きな注目が集まっている。アルバムの詳細は改めて発表される。

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