女優の木村文乃が19日、都内で行われた昨夏『メアリと魔女の花』(米林宏昌監督)を発表したスタジオポノックによる新作劇場アニメーション『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』完成披露プレミア試写会に出席。同作の中の1編『カニーニとカニーノ』で、サワガニの兄弟の兄・カニーニの声を担当しているが、劇中すべてで“カニ語”に挑戦していることを明かした。 作品のメガホンをとった米林監督は「せりふが日本語ではなくて、全編カニ語でしゃべっています。最初は言葉がある話も考えてみようかなと思ったんですけど、長編になっていきそうだったので、今回は短編なので、全編カニ語にして、ジェスチャーで気持ちを伝えるような風にやってみました」と意図を説明。「急にカニ語を発明して、その場で声を入れてもらうというやり方に戸惑ったかと思うんですけど、対応してくださりました」と感謝の思いを伝えた。
2018/08/19