「フレンチの神様」と20世紀最高の料理人として賞賛され、日本でも「ジョエル・ロブション」の名前を冠した店舗を次々とプロデュースしてきた、フランス人シェフ、ジョエル・ロブションさんが6日、亡くなった。73歳だった。 1945年、フランス西部のポワティエ市に生まれ、15歳で料理の道に入り、各所で研鑽(さん)を積み、31歳でM.O.F.(フランス国家最優秀職人章)を獲得。36歳でパリ16区に自身の店「ジャマン」をオープンし、わずか3年、史上最短でフランスのレストランのガイドブック『ミシュランガイド』の3つ星を獲得した。以降、世界各地にフランス料理の店舗を展開し、3つ星を含め、獲得した星が最も多い料理人の1人と言われる。
2018/08/07