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『泣き虫しょったんの奇跡』原作者・瀬川五段、松田龍平の役者魂に感心

 将棋棋士の瀬川晶司五段が3日、都内で行われた映画『泣き虫しょったんの奇跡』(9月7日公開)スペシャル対談に出席。同作の原作者で主人公のモデルである瀬川五段が、羽生善治竜王と撮影秘話や将棋人生について熱く語った。

映画『泣き虫しょったんの奇跡』スペシャル対談に出席した(左から)羽生善治竜王、瀬川晶司五段 (C)ORICON NewS inc.

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 瀬川五段は主演の松田龍平と撮影前に会った際、松田が同作の前に撮影していた作品の役が“宇宙人”だったため「(役作りが)非常に難しい」と語っていたエピソードを紹介。試写を観た昔から交流のある人たちから「(松田が)瀬川くんにしか見えなかったと言ってくれた」と松田の役者魂に感心したことを明かした。

 週1回程度で松田に将棋指導をしていたという。指導をしていくうちに将棋にハマっていった松田が「どうしても勝ちたい友人がいる」と意気込んでいたため、戦法を伝授したと満足気に語った。

 映画の感想を聞かれた瀬川五段は「(映画化の)話を聞いたのは昨年の春だったんですけど、うれしいという気持ちと、春だったのでエイプリルフールじゃないかなという半信半疑な気持ちもありました」と冗談交じりに答えると、羽生竜王は「小さいころから関わってきているたくさんの人々のあたたかさと、応援しようという気持ちが伝わってくる作品だと思いました」と絶賛していた。

 同作は、奨励会退会からプロ編入という偉業を成し遂げた異色の棋士・瀬川五段の自伝的小説を映画化。幼い頃から将棋一筋で生きてきた“しょったん”こと晶司は、「26歳の誕生日を迎えるまでに四段昇格できないものは退会」という新進棋士奨励会の規定により、26歳にして人生の目標を失い社会の荒波に放り出されてしまう。一度は夢破れたしょったんが、周囲に支えられながら再び夢を実現させるため、ひたむきに挑戦していく。

 松田が主人公・晶司を演じ、『青い春』以来16年ぶりに豊田利晃監督とタッグを組んで単独主演を務め、RADWIMPS野田洋次郎妻夫木聡松たか子永山絢斗染谷将太ら豪華キャストが出演する。

 イベントには司会として、山田久美女流四段も出席した。

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