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小松菜奈&門脇麦W主演で音楽ロードムービー 『さよならくちびる』2019年初夏公開へ

 女優の小松菜奈門脇麦が、映画『さよならくちびる』(2019年初夏公開)にW主演することが23日、わかった。『どろろ』『抱きしめたい-真実の物語-』などを手がける塩田明彦監督が、自らのオリジナル脚本をベースにキャリア初の“音楽映画”に挑戦。小松と門脇は今回が初共演となり、成田凌の出演も決定した。

映画『さよならくちびる』で共演する(左から)門脇麦、小松菜奈、成田凌

映画『さよならくちびる』で共演する(左から)門脇麦、小松菜奈、成田凌

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 インディーズの音楽シーンでにわかに話題になっただけの2人組女性バンド“ハルレオ”。お互いそれぞれの道に歩み出すため解散を決めたレオ(小松)とハル(門脇)は、バンドのサポートをする“ローディ”の志摩(成田)とともに、解散ツアーとして全国を巡ることに。しかし、レオは志摩に恋を、志摩はハルに思いを寄せ、そしてハルもまたレオに友情を越えた感情を抱いていた。日本各地を縦断しながら描かれる、“音楽”ロードムービー。

 塩田監督は、小松と門脇と映画を撮る話があったとき、最初に脳裏に浮かんだのが“くちびる”という言葉だったといい、「お2人の、あの美しいくちびるとくちびるの間からひとつの言葉、ひとつのメロディが生まれ、音楽として響く。そこに成田凌さんという、なんとも柔らかな魅力をもった青年が絡んで、音楽はさらに重層化していく。抽象的ですが、そんな映画をいま、彼らと力を合わせ、創り上げようとしております」とコメントを寄せた。

 函館、大阪、新潟ほか全国各地にて、主に今年の夏を中心にロケを実行予定で、全編の衣装は、小松が主演した『溺れるナイフ』など、数々の映画や広告のスタイリングを手がける伊賀大介氏に決定した。

 小松は「自分が今まで経験したことのないことにも挑戦したり、不安は大きいですが私もレオのようにぶつかりながら作品の中で何かを見つけられるといいなと思います」とコメント。門脇、成田とは初共演となり、「皆さんと切磋琢磨しながら一瞬一瞬を大事にしていきたいと思います。いろいろな場所でみんなと楽しく旅してきます」と話している。

 門脇は「映画に興味を持ち始めた10代の頃から憧れだった塩田監督、個人的にずっと前から大好きな菜奈ちゃん、3度目ということもありとても信頼感のある成田くん、そんな方達と作品を創れるなんて楽しみでしかありません」と期待し、「音楽映画ということで、劇中で流れる音楽、とってもとってもすてきです。撮影期間中、私は何度もこの音楽たちに救われるのだろうと思います。良い作品になるよう全力を尽くします」と意気込み。成田も「塩田明彦監督の、新作、そして、オリジナル作品、この作品に関われること、すごくうれしく思います」と参加を喜んでいる。

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