『ミス・ワールド2013日本代表』で“9頭身”のスタイルを誇る女優の田中道子が7月9日スタートのフジテレビ系連続ドラマ『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』（毎週月曜 後9：00）にレギュラー出演することがわかった。田中の“月9”枠出演は『貴族探偵』（2017年4月期）以来、1年3ヶ月ぶり2度目となる。無表情でロボットのような女刑事・捜査一課刑事の巡査長の板倉麻衣役に起用された。

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　『絶対零度』シリーズ第3弾となる今回は沢村一樹演じる元公安のエリート刑事・井沢範人（いざわ・のりと）を主人公に“未来の犯罪を予測して捜査する”ことをテーマに、潜入捜査やアクション、予期せぬ展開とエンターテインメント性をパワーアップ。田中演じる麻衣は、井沢率いる未然犯罪潜入捜査班、通称“ミハン”の表向きの姿である総務部資料課に、警部補の上司・早川誠二（はやかわ・せいじ）と共に事件捜査で絡む女刑事というキャラクターだ。
　
　田中は2016年10月放送の『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第4シリーズ（テレビ朝日系）でテレビドラマデビューを果たし、月9レギュラー出演、現在放送中の『西郷どん』（NHK総合・2018年）で大河ドラマデビューするなど、今回が5作品目となる。「ようやく現場にも慣れてきた時に、“月9”という、演者の皆さんが出たいと思っている伝統ある貴重な枠に出演することができて、飛び上がるぐらいうれしかったです。でも、自分がまだまだだなと思うこともありますし、正直、不安もあるんですけど、これからどんどん成長していきたいと思っています。しかも今回の出演者の皆さんは先輩の方が多く、頼れることが多いと思いますので、胸を借りるつもりで体当たりでがんばろうと思います！」と意気込みを語っている。

　また、麻衣というミステリアスな役柄を演じる上で「私は今まで男の人を手玉に取ったり、自分の内面をさらけ出すような役が多く、わがままだったり、ぶっきらぼうだったり、生意気なところを出していました。今回の役はそれらを全部カットした、“無表情でロボットのような女性”です。そういった役を演じるのが初めてなので、昨日まで“どうやってやったらいいんだろう”と悩み、寝られないぐらいの不安があります」とプレッシャーも。

　「私は“ロボット”を研究に研究を重ねて、“でもこういう人いるよね”と、見てくださっている方が、冷たいという印象だけでなく、おもしろいなって思っていただけるような役を演じたいと思っています。自分にとっての“新境地”みたいな感じですので、現場で試行錯誤しながら“板倉麻衣”を作っていきたいと思っています。このドラマが終わった時に、難しい役だったけど、挑戦してよかったなと思えるよう、そしてそれがきっとこれからの自分の演技の幅にもなると思いますので精いっぱいやりたいと思います」とやる気をみせている。