『週刊少年ジャンプ』で連載中の『約束のネバーランド』＆『鬼滅の刃』のコミックス最新刊発売とWアニメ化発表を記念して、読み始める方向で物語が変わるポスターを東京・渋谷にきょう4日から掲出した。

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　ポスターにはそれぞれの漫画を象徴するコマと、縦書きで紡がれた物語で構成されており、『約束のネバーランド』では右から読めば脱獄の物語、左から読めば服従の物語に。『鬼滅の刃』では右から読めば希望の物語、左から読めば絶望の物語になるよう、設計されている。

　これは2つの漫画に共通する「鬼」という敵に対峙した、それぞれの主人公たちの想いを表裏から描写したもので、定められた運命に抗い、輪廻する絶望と希望を表現しているという。

　田園都市線渋谷駅地下1階エリアから道玄坂方面に向かう通路にある渋谷道玄坂ハッピーボードにて、ポスターをきょう4日から10日まで掲出している。

　『約束のネバーランド』は、孤児院で平穏に暮らす少年少女たちが、孤児院が自分たちのことを『「鬼」の食用として育てている』という秘密を知り脱獄を計画するファンタジー。孤児院を監視しているママとの心理戦や鬼に立ち向かっていく姿を描き、テレビアニメが2019年1月よりフジテレビの深夜アニメ枠“ノイタミナ”などで放送される。

　『鬼滅の刃』は、大正時代の日本で人喰い鬼の棲む世界が舞台。炭売りの少年・炭治郎の穏やかな日常は、この人喰い鬼に家族を惨殺されたことで一変し、妹の禰豆子だけ唯一生き残っていたが、鬼になってしまっていた。禰豆子を人間に戻すため、家族を殺した鬼を討つため、2人が旅立つ物語。劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel]』、『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』、『活撃 刀剣乱舞』などを手がけたアニメーション制作会社のufotableとの強力タッグでテレビアニメ化される。