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坂口健太郎&川栄李奈が恋人役 映画『人魚の眠る家』新キャスト発表

 女優の篠原涼子と俳優の西島秀俊が映画初共演を果たす『人魚の眠る家』(11月公開)の新たなキャストが30日、解禁された。坂口健太郎川栄李奈が出演し、2人は恋人を演じる。

(左上から)西島秀俊、篠原涼子、坂口健太郎(左下から)川栄李奈、田中泯、松坂慶子 (C)2018「人魚の眠る家」 製作委員会

(左上から)西島秀俊、篠原涼子、坂口健太郎(左下から)川栄李奈、田中泯、松坂慶子 (C)2018「人魚の眠る家」 製作委員会

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 同作は、東野圭吾氏の小説を堤幸彦監督が実写化。2人の子を持つ播磨薫子(篠原)と、IT系機器メーカー社長の和昌(西島)は、娘の小学校受験が終わったら離婚すると約束していた。ある日、娘がプールで溺れ、意識不明になったと知らせが届く。このまま回復の見込みはなく眠り続ける娘を前に、奇跡を信じる夫婦はある決断を下すが、そのことが次第に運命の歯車を狂わせていく。

 坂口が演じるのは、和昌が経営する会社に勤務する研究員・星野祐也。和昌から、研究分野の最新技術を娘の治療に生かせるか相談を受ける役どころで、「正解がない現実を星野なりの苦悩をしながら生きる姿をぜひご覧ください」と呼びかけた。

 研究にのめり込んでいく星野を心配する恋人・川嶋真緒を演じる川栄は「真緒は物語の中では播磨家を客観的に見ている登場人物の一人です。恋人の星野のことを一番に考え待ち続ける、心が広く優しい女性です」と役柄を紹介。「現場では、とても難しい役に挑まれた篠原涼子さんの、母親の強さや感情の表現を間近で見ることができ、とても勉強になりました。守るべきものがある全ての方に見ていただきたいです」と話している。

 そのほか、田中泯が和昌の父親役、松坂慶子が薫子の母親役で出演。松坂は「19歳で初めて松竹の映画に出演し、本作でついに本格的な“おばあちゃん”役デビューをさせてもらいました。最初は戸惑ったものの、孫役の3人から『おばあちゃん!』と慕ってもらって」と楽しんだ様子。堤監督は「これ以上には考えられない、願いどおりのキャスティングが実現しこの上ない喜びです。皆様、真摯に役に取り組んでいただいて、この映画にしか表現できない世界を作ることができたと確信しています」と手応えをにじませた。

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