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【西郷どん】鹿賀丈史、渡辺謙との“ロシアンルーレット”「涙が出た」

 NHKで放送中の大河ドラマ『西郷どん』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)で、島津家第27代当主で第10代薩摩藩主、島津斉興を演じている俳優の鹿賀丈史(67)。1990年の大河ドラマ『翔ぶが如く』では、大久保利通を演じ、西郷隆盛役の俳優・西田敏行とともに主役を務めたことでも知られている。「今回、島津斉興役のオファーをいただいた時、僕もずいぶん老けたもんだなって実感しましたけど」とちゃめっ気たっぷりに笑って、『西郷どん』について語ってくれた。

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 「オンエアを観ていますと、西田敏行さんのナレーションがいいですね。かつて西郷さんを演じた時の思いも含まれているのかな、と感じることもあって、すごく『西郷どん』を盛り上げていると思います。日本が大きく動いた時代、西郷さんを中心とした話はやっぱり面白いんですよね」と、2人で再び“幕末大河”に関われたことを喜んでいた。

 第4回で“ロシアンルーレット”の末、嫡男・斉彬(渡辺謙)に家督を譲り、第5話で隠居したかと思ったら、斉彬亡き後、第17回で再び権力を握った斉興。「おとなしく隠居していればいいのに…って思いましたけど、それだけ精力的な人だったんだろうし、島津家・薩摩藩を守りたいという思いは斉彬以上にあったんじゃないでしょうか。とてもやりがいのある人物でした」と語っている。

 本作では、主人公・西郷吉之助(鈴木亮平)と彼が支持した斉彬が“ヒーローサイド”なら、斉興は“ヴィランサイド”の人物。老獪(ろうかい)な斉興を演じるのは楽しかったという。

 「『翔ぶが如く』では、斉興(江見俊太郎さんが演じた)が西郷吉之助や大久保正助と会うシーンはなかったのですが、『西郷どん』では両方あったので、楽しくやらせていただきました。私も1年間、大久保をやって、いろいろ思い出があるので、第17回(「西郷入水」の回)で、大久保が吉之助の命を救うために斉興に直訴して、取り引きを申し入れるシーンがあったのは、うれしかったですね。今回の瑛太さんも大久保らしさが出ていていいな、と思いました」。

 ロシアンルーレットのシーンも印象深い。「斉興は悪者扱いされることが多いけど、藩の財政を立て直した斉興を支持する家臣もたくさんいた。そんな彼の人間味を出していけたらと思って演じました。ロシアンルーレットのところでも引き金を引けなくて銃を投げ捨てたところとかね。放送では映ってなかったんですが、ピストルを頭に当てたときにカメラと反対側の目から涙がスーッとこぼれていたんです。斉興なりの弱さを出せたかな、と思いましたし、謙さんもすばらしい芝居をしていた。俳優同士のぶつかり合い、緊迫感があって非常に楽しかったですね」。

 28年ぶりに大河ドラマに出演した感想を聞くと、「僕ももういい年ですからね(笑)。大河ドラマにはほかのドラマにはない力があると思うので、機会をいただけたらまた出たいと思います」と笑顔を見せた。



関連写真

  • 5月27日放送、大河ドラマ『西郷どん』島津斉興を演じる鹿賀丈史(C)NHK
  • 5月27日放送、大河ドラマ『西郷どん』第20回「正助の黒い石」より。久光(青木崇高)に、あることを進言する正助(瑛太)(C)NHK
  • 5月27日放送、大河ドラマ『西郷どん』第20回「正助の黒い石」より。正助(瑛太)の進言に、激怒する久光(青木崇高)(C)NHK
  • 5月27日放送、大河ドラマ『西郷どん』第20回「正助の黒い石」より。有馬新七(増田修一朗)や有村俊斎(高橋光臣)らと、意見が食い違う正助(瑛太)(C)NHK
  • 5月27日放送、大河ドラマ『西郷どん』第20回「正助の黒い石」より。正助からの文を木場(谷田歩)から受け取る吉之助(鈴木亮平)(C)NHK

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