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シュワちゃん息子が語る二世俳優としての覚悟「比較されることは避けられない」

 高身長に小顔、整った顔立ちで“これぞイケメン俳優”と言っても過言ではないほどのルックスのアメリカ人俳優が、主演映画『ミッドナイト・サン 〜タイヨウのうた〜』(11日公開)のプロモーションのために来日した。彼の名はパトリック・シュワルツェネッガー(24)。映画ファンならずとも、この名前を聞けばピンと来る人は多いのではないか。そう“シュワちゃん”という愛称で日本でも絶大な知名度を誇るアーノルド・シュワルツェネッガー(70)の息子なのだ。メジャー映画初主演を果たしたパトリックが、偉大なる父の息子として俳優の道へ進む決断をしたときの率直な胸の内を語った。

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 日本でも“二世俳優”と呼ばれる役者は多いが、父母が偉大であればあるほど、デビュー時には多くの注目を集める半面、“親の七光りだ”と批判の矢面に立たされることも多い。そのため、親との関係を公表せずにデビューするものもいるぐらいだ。しかし、パトリックは「当然、この名字はあまりにもわかりやすいもので、悪い面もあります」と前置きをしつつも「でも恵まれていることは非常に多いですし、父親と比較されることも決して悪いことだと思っていません。僕にとっては“アーノルドの息子”と言われることは賛辞以外のなにものでもないのです」と断言する。

 その意味で、パトリックが父親と同じ俳優という道に進むことは必然だったのかもしれない。「当然、俳優の道に進むと決めたことにより比較されることは避けられないと思っていました。よく皆さんに『アクションはやるのか?』『父親のような俳優になるのか?』という質問もされます。もちろん、彼から見習うことはとても多いので、父親のようになっていくかもしれませんし、もしかしたらまったく違った俳優になるかもしれません。父が築いたものは父のものであって、僕は自分の人生を歩むだけなのです」。

 そんなパトリックの俳優としての大きな一手が、2006年に日本で公開された『タイヨウのうた』をリメイクした主演作『ミッドナイト・サン 〜タイヨウのうた〜』だ。パトリックは「(『タイヨウのうた』で主演を務めた)YUIさんにもお会いさせていただいたのですが、日本でもたくさんの方々が注目してくれているようで、とても幸運なスタートが切れそうです」と初めてのメジャー作品が、日本で大きな盛り上がりを見せていることを素直に喜ぶ。

 そこには父親のある金言が影響しているという。「父は常日ごろから『アメリカ国内だけではなく、世界中のいろいろな国の人から受け入れられる俳優になることが大事』と話していました。その意味では、ヨーロッパだけではなく、日本や中国などのアジアでも評価されて、僕の俳優としてのキャリアが長くて充実したものになればいいなと思っています」。

 また、俳優としてだけではなく、一人の人間として父親に尊敬の念を抱いているという。「父は俳優以外にも、政治家、ビジネスマン、チャリティー活動などもしており、見習うことがあまりにも多い」と語ると、「映画だけではなく、ビジネスマンとしても広い視野を持ち続けたい」と、パトリック自身も俳優だけではなく、環境問題への活動や、ピザのチェーン店経営などを行っているように、実業家としての顔ものぞかせた。

 改めて、同作について「ラブストーリーという側面はもちろんですが“誰かのためになにかをしてあげたい”という純粋な気持ちが、人の大きな希望になることを感じとってほしいです」と込めたメッセージを述べると、「この作品が俳優としての大きな一歩になればうれしい」と力強く語っていた。(取材・文:磯部正和)



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  • 二世俳優としての覚悟を語ったパトリック・シュワルツェネッガー (C)ORICON NewS inc.
  • 主演映画『ミッドナイト・サン 〜タイヨウのうた〜』は5月11日公開 (C)ORICON NewS inc.
  • インタビューに応じたパトリック・シュワルツェネッガー (C)ORICON NewS inc.
  • インタビューに応じたパトリック・シュワルツェネッガー (C)ORICON NewS inc.

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