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小室哲哉氏“最後”の映画音楽 篠原涼子主演『SUNNY』に劇伴24曲制作

 今年1月に芸能界からの引退を表明した音楽プロデューサー・小室哲哉氏(59)が、映画『SUNNY(サニー)強い気持ち・強い愛』(8月31日公開)の音楽を担当していることが24日、わかった。篠原涼子(44)演じる主人公たちが青春時代を過ごした90年代当時、ミュージックシーンの先頭を走り続けていた小室氏が、同作のために劇伴24曲を完全オリジナルで制作。「最後の僕の映画音楽になります」とコメントを寄せた。

 小室氏と主演を務めた篠原は、1994年に「篠原涼子 with t.komuro」として発売したシングル「恋しさと せつなさと 心強さと」をヒットさせたコンビ。映画の舞台となる90年代を駆け抜けた2人が、約20年の時を経て、主演女優&音楽担当として再タッグを組んだ。

 同作は、日本でもリピーターが続出し異例のロングランヒットとなった韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』を、『モテキ』『バクマン。』の大根仁監督がリメイク。舞台を日本に移し、コギャルたちの仲良しグループ“SUNNY(サニー)”の大人になった姿を、90年代の珠玉のJ-POPや流行のファッションを交えて描く。企画・プロデュースは、数々のヒット作を世に放ち続ける川村元気氏。

 小室氏は、昨年3月に映画サイドからの熱烈オファーを快諾し、楽曲制作を開始。同年11月下旬には本編撮影の現場にも一度訪れ、大根監督、篠原、リリー・フランキーと談笑をかわしながら、2時間以上撮影の様子を見学した。丸1年の制作期間を経て本編と共に全ての楽曲を完成させた。

 自身にとって「最後の映画音楽」だと語った小室氏は、「一本の映画で自分の音をこれほどまで多く耳にする事は中々無いだろうなと思うと同時に、締め切り間近になればなるほど最後の仕事で『映画音楽とは』を教えてもらった気がします」。篠原との思い出を振り返るコメントも寄せ、篠原も「小室さんの劇伴は、この映画に大きな力を注いでくださっていて、音楽に引きこまれる瞬間がたくさんありました。芝居だけでは伝わらないところを、小室さんの音楽に助けてもらっています」と感謝した。

 併せて、大根監督が起用した豪華な劇中使用曲も発表された。安室奈美恵の「SWEET 19 BLUES」や「EZ DO DANCE」(trf)をはじめとする小室氏プロデュースの5曲や、サブタイトルにもなっている「強い気持ち・強い愛」(小沢健二)、「LA・LA・LA LOVE SONG」(久保田利伸)など90年代のJ-POP合計11曲がそろい、劇中使用曲のCD売上累計枚数は1000万枚超え。同時に特報(https://youtu.be/Y-rkkMWJPK4)とティザービジュアルも解禁され、ラストには篠原がコギャルコスプレ(?)で安室の「Don’t wanna cry」を熱唱している。

■小室哲哉氏コメント
プロデューサーの川村くんをはじめ多くの方々がSUNNYという題材に興味を持っていました。しかし全ての時空が、重ならないと始まりも終わりもしないプロジェクトでもあり、大根監督の忍耐と信念が成し遂げた作品でもあります。

僕は音楽全般を担当させて頂きましたが、最後の僕の映画音楽になります。
一本の映画で自分の音をこれほどまで多く耳にする事は中々無いだろうなと思うと同時に、締め切り間近になればなるほど最後の仕事で「映画音楽とは」を教えてもらった気がします。

涼子ちゃんを最初に見かけたのは涼子ちゃんが16才ぐらいの頃だったと思います。
みんな輝いてくれて、よかったなあと心から思っています。

すてきなプロジェクトに参加させて頂き、ありがとうございました。

■篠原涼子コメント
1990年代は、まさに私も真っ只中の時代。当時は本当に忙しくて、あまり記憶が無いんですが(笑)、映画を見て音楽を聞いた瞬間、当時のことがバーっと蘇ってきて、曲の力って本当にすごいと改めて感じました。劇中に出てくる音楽は、どれも色あせない曲ばかりです。特にTRFさんは同じ小室ファミリーだったので、曲を聞くと「一緒に音楽番組出ていたなぁ〜」なんてことも思い出しちゃいました(笑)。

小室さんは撮影現場にも来てくださったのですが、お互いあの頃から風貌は変わったけど、中身は変わってないねって(笑)。変わらない小室さんとまたご一緒できて、すごくうれしいです。小室さんの劇伴は、この映画に大きな力を注いでくださっていて、音楽に引きこまれる瞬間がたくさんありました。芝居だけでは伝わらないところを、小室さんの音楽に助けてもらっています。当時の小室さんと一緒にいた私としては、今までの小室さんのテイストとは少し変わって、大人っぽくて優しい雰囲気が出ていると感じます。この映画で、新しい小室サウンドが聞けると思います!

音楽を聞いた瞬間、当時を思い出して振り返られるような、すてきな映画になりました。とにかく感動、笑えて泣けて、すごく元気をもらえます。キャスト・スタッフが一致団結して、まさに「強い気持ちと強い愛」で作られたこの映画を、とにかく早く皆さまへお届けしたいです!

■大根仁監督コメント
この映画の企画が立ち上がった時、脚本よりもキャスティングよりも、何より先に思いついたのは、小室哲哉さんに劇伴音楽をやってもらう! ということでした。いろんなミュージシャンやバンドや音楽家たちとドラマ・映画音楽を作ってきましたが、今回ほど濃密で刺激的で緊迫感のある作業は初めてでした。90年代の大ヒット曲はもちろん、2018年の現在でも進化し続けるTKサウンドをご期待ください! この映画を観たら、誰しもが「引退してる場合じゃないでしょ!!」と思うはずです。マジでヤバいですよ。

■川村元気プロデューサーコメント
本作において主人公たちの女子高生時代を描くときに、真っ先に浮かんだのは1990年代の「コギャル」でした。そこにいつもあったのは小室哲哉さんの曲だったと思います。まずはそこを中心に映画を組み立てていきたいと思い、楽曲提供をお願いしました。大根仁監督とは『モテキ』でJPOPミュージックを25曲使った映画を作り、『バクマン。』ではサカナクションに映画音楽すべてを作ってもらいました。大根監督と挑戦してきた「音楽と融合した映画」という意味で、本作はその集大成とも言える作品になったと思っています。



関連写真

  • 映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』の音楽を担当する小室哲哉氏
  • 『SUNNY 強い気持ち・強い愛』豪華な劇中使用曲
  • 『SUNNY 強い気持ち・強い愛』ティザーチラシビジュアル (C)2018「SUNNY」製作委員会

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