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児童文学『若おかみは小学生!』映画化決定 監督は高坂希太郎氏

 講談社青い鳥文庫で累計発行部数300万部を誇る人気シリーズ『若おかみは小学生!』(原作:令丈ヒロ子、絵:亜沙美)が、テレビアニメ化に続いて映画化されることが決定した。監督は『茄子 アンダルシアの夏』(03)から約15年ぶりの劇場公開作品となる高坂希太郎氏が務め、原作でもテレビシリーズでも登場しなかった、主人公・おっこと両親の物語が描かれる。9月公開。

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 同作は、交通事故で両親を亡くし、祖母の温泉旅館「春の屋」で暮らすことになった小学6年生の女の子・おっこ(関織子/CV:小林星蘭)が、ユーレイのウリ坊(立売誠/CV:松田颯水)や、ライバルの秋野真月(CV:水樹奈々)に助けられながら、次々とやってくる変わったお客様をもてなすために、若おかみとして毎日奮闘する様子を描く。

 アニメーション制作は株式会社ディー・エル・イーとマッドハウスが担当。原作シリーズはテレビアニメーションとしても今月8日よりテレビ東京系で放送される。

 高坂監督は、多数のスタジオジブリ作品に作画監督や原画として参加し、メインスタッフとして活躍した。同作では、高坂監督のもとに豪華スタッフが集結し、脚本は『聲の形』『夜明け告げるルーのうた』の吉田玲子氏、音楽は『アウトレイジ 最終章』で『第41回日本アカデミー賞』最優秀音楽賞を受賞した鈴木慶一氏が務める。

 原作者の令丈氏は「高坂希太郎監督が描かれた花の湯温泉の絵コンテを、初めて見た時の衝撃は忘れられません。私の頭の中をそっくりそのまま投影したのかと思うほどイメージ通りだったのです。原作の読者に伝えたいと思っていたところをすべて的確に、すばらしくリアルに、美しく、そしてあたたかい映像にしていただき、深く感謝しております」とコメントを寄せた。高坂監督、テレビアニメに引き続きおっこの声優を務める小林からも意気込みが届いた。

■原作者・令丈ヒロ子氏
高坂希太郎監督が描かれた花の湯温泉の絵コンテを、初めて見た時の衝撃は忘れられません。私の頭の中をそっくりそのまま投影したのかと思うほどイメージ通りだったのです。
原作の読者に伝えたいと思っていたところをすべて的確に、すばらしくリアルに、美しく、そしてあたたかい映像にしていただき、深く感謝しております。
子どものころ原作を読んでいた皆さんはもちろん、この映画で初めておっこちゃんやウリ坊、美陽ちゃんと出会うみなさんも、笑えて泣けて胸が熱くなる名作だと思います。
小さなお子さんから年配の方まで、幅広い年齢層の方に観ていただきたいですし、観た人同士がこの作品を話題に、また盛り上がり、さらにあたたかい気持ちになっていただけるのではないかと思います。

■高坂希太郎監督
物語は11〜2歳の女の子が超えなければいけないハードルが有り、今時の娘には理不尽に映るかも知れない作法や接客の為の知識、叡智(えいち)を身に付けて行く主人公の成長を周辺の人々も含め、悲喜こもごもと紡いで行く。

この映画の要諦は「自分探し」という、自我が肥大化した挙句の迷妄期の話では無く、その先にある「滅私」或いは仏教の「人の形成は五蘊の関係性に依る」、マルクスの言う「上部構造は(人の意識)は下部構造(その時の社会)が創る」を如何に描くかにある。

主人公おっこの元気の源、生き生きとした輝きは、春の屋旅館に訪れるお客さんに対して不器用ではあるが、我を忘れ注がれる彼女の想いであり、それこそがエネルギーなのである!ある役者が言っていた。役を演じている時に生きている実感があり、家に帰りひとりになると自分が何者か解らなくなると。詰り自分では無い何かになる。他人の為に働く時にこそ力が出るのだと!

■小林星蘭(おっこ役)
この作品を子どもの頃に読んでいた方も多いと思います。私も小学校の図書室で出会い、ずっと読んでいた本でした。映画では、おっこちゃんがとても熱心に若おかみとして頑張る姿が見られます! 笑って泣いて、怒って驚いて…おっこちゃんの百面相も見どころです(笑)。皆さんがこの作品を見て、ちょっとでも前向きになれたり、ほっこりしていただければうれしいです。おっこちゃんと一緒に、私も成長できるよう頑張りますのでぜひよろしくお願いします!



関連写真

  • 映画『若おかみは小学生!』は9月公開 (C)令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会
  • 原作『若おかみは小学生!』書影
  • テレビアニメ『若おかみは小学生!』キービジュアル (C)令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会

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