歌手の加山雄三(80)が、1日に静岡・西伊豆町の港で自身が事実上のオーナーの船「光進丸」が炎上したことを受け、2日午後7時から東京・羽田空港で緊急会見を行った。自身の「半身」と表現する光進丸を失ったショックは計り知れないが、一切、涙を見せることはなく、消火にあたった関係各所へ感謝の言葉を何度も口にした。 加山は1日夜に沖縄県内でコンサートを開催。この日、帰京し、会見を行った。愛着のある「光進丸」が炎上したことついて「相棒が消えていくということは本当につらい」と胸中を明かした。続けて「これほど悲しいことはない。長いこと私を支えてくれた。多くの方と楽しい時間を過ごした。思い出は山ほどです。半身を失ったぐらいつらい」「相棒が消えていくということは本当につらい」と、声を絞り出すように話した。
2018/04/03