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JVA、2017年ビデオソフト出荷統計 DVD・BD市場に下げ止まり兆候

 日本映像ソフト協会(JVA)は3月12日、2017年(1月〜12月)統計調査結果についての記者発表会を行い、ビデオソフト出荷実績を報告した。

 年間ビデオソフト総売上は、1876億7000万円で前年比91.7%となった。上半期が916億8500万円で前年同期比89.4%と前年を大きく下回り、下半期も959億8500万円で前年同期比94.0%と伸び悩んだ。

 メディア別では、DVDが994億8400万円で前年比85.5%と大きく前年を割り込んだが、BD(Ultra HD BDを含む)は881億8600万円で前年比99.8%とほぼ前年並みをキープした。DVDの売上が減少していることにより、BDの構成比は47.0%と過半に近づいてきている。また、流通チャネル別の構成で見ると、販売用、特殊ルート、レンタル店用、業務用の割合は、75.9対0.8対22.7対0.6となり、レンタル店用の割合が減少し、販売用の割合が大きくなる傾向が続いている。

 販売用の売上金額は、1423億7200万円で、前年比93.0%。そのうちBDが832億1500万円で前年比99.5%と微減にとどまったが、DVDは591億5700万円で前年比85.1%と前年を大きく割り込んだ。

 ジャンル別に見ると、2015年から構成比1位を占めていた『音楽(邦楽)』が前年比76.9%と前年を大きく下回ったことが全体の前年割れに大きく影響した。構成比3位の『洋画(TVドラマを除く)』も前年比92.7%と伸び悩んだが、大ヒットとなった『君の名は。』のリリースがあった『日本のアニメーション(一般向け)』が同102.6%と伸長し、構成比1位(30.2%)に返り咲いたほか、構成比4位の『邦画』も同120.7%、構成比5位の『日本のTVドラマ』が同122.3%と好調。2.5次元ミュージカルやお笑いバラエティの人気があり、構成比6位の『芸能・趣味・教養』は、同141.3%と大きく伸長した。

 レンタル店用の売上金額は426億9100万円で、前年比86.9%の大幅減となった。前年は、レベニューシェアリングの影響で売上金額が前年割れとなるなか、売上数量が前年を大きく上回る傾向を見せたが、当年は売上数量の前年比も87.1%となり、金額と同じ傾向となった。売上金額全体に占めるDVDの割合は91.4%で390億2900万円、前年比86.5%となった。

 JVAマーケット調査委員会委員長の森口和則氏は、レンタル店用のマイナス傾向について「大手レンタル店の店舗の減少はありますが、全体へのそれほど大きな影響はありません。客足の減少と旧作レンタルの落ち込みは続いていますが、底打ち感があります。引き続き、『ビデオの日』などキャンペーンを継続していきます」とする。市場全体については、BDがほぼ前年をキープしたことを挙げ「下げ止まりの兆候が見受けられます。悲観するばかりではない昨年の結果だと考えています」と総括した。



提供元:CONFIDENCE

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