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【西郷どん】田中道子、大河ドラマ初出演 時代劇のアドリブに苦戦

 NHKで放送中の大河ドラマ『西郷どん』(毎週日曜 後8:00 総合)は、第9回(3月4日放送)から江戸にやってきた西郷吉之助(鈴木亮平)の新たな人々との出会いと奮闘の日々が描かれていく。新たな出演者が次々登場する中、江戸の垢抜けた雰囲気を醸し出していたのが、品川宿にある旅籠「磯田屋」で給仕として働いたタマだ。演じるのは女優の田中道子。ドラマへの出演は3作目で、もちろん大河ドラマは初出演となる。

 ミス・ワールド2013の日本代表に選出されるなどモデルとして活躍後、2016年10月期のドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜(第4シリーズ)』(テレビ朝日)で西田敏行演じる蛭間病院長の秘書兼愛人役に抜てきされ、女優デビュー。17年4月期の“月9”『貴族探偵』(フジテレビ)を経て、今回の大河で時代劇に初挑戦。「ドッキリなんじゃないか」と疑ったくらい驚いたそうだが、断る理由など何もない。「アクション女優になりたいと思っていたので、時代劇の殺陣にも興味があった」と、初めての時代劇の現場にも好奇心が先に立った。

 配役されたタマは、このドラマオリジナルの架空のキャラクター。「キャスト発表会見(17年10月3日)の時、『ドクターX』の打ち上げ以来、久しぶりに脚本を担当されている中園ミホさんとお会いして。『またちょっとおもしろい役にしたから』とおことばをいただいたんです。それがすごくうれしかったです」。

 タマは、街道を往来する旅人や諸藩の藩士をもてなすのが仕事。「今で言う銀座のホステスなのか、キャバクラ嬢みたいな感じなのか、同僚のふき役の高梨臨さんやスタッフさんたちと現場で相談しながらキャラクターを作っていきました。西郷さんをはじめ、薩摩藩士の皆さんとは、ふきさんの昔の知り合いということあって親しくしていますが、あまりお金を持っていない人たちなので、塩対応する現金なこともあります(笑)」

 残念ながら(?)アクションをする場面はないようだが、アドリブということばの格闘にはたびたび巻き込まれているという。

 「『ドクターX』の西田さんのアドリブが本当にすごくて、ついていくのに必死で、アドリブの返しはあれでよかったのか、と自問自答する日々でした。『貴族探偵』では生瀬勝久さんのアドリブがすごかったんですが、少し楽しめるようになって、西田さんに鍛えてもらったおかげだな、と感謝していました。ですが、時代劇となると全然違いました。思っていた以上に難しかったです」と明かす。

 「本番でいきなりアドリブが入ることはないのですが、その前の段階で亮平さんや北村有起哉さん、高橋光臣さんが薩摩ことばでアドリブを入れてくることがけっこうあったんです。私は江戸の娘なので、江戸ことばは薩摩ことばほど難しくはないのですが、時代劇で言っていいのか、リアクションとしてありなのか、なしなのか、わからなさすぎて固まってしまったことがありました。磯田屋では皆さんお酒を飲んでいたりもするので、『こうやったら面白いよね』『オレはちょっといじけてあっちへ行ってもいい?』とか、どんどんアイデアが出てくるんです。皆で相談しながら、一つ一つのシーンを楽しく作っている感じで、その輪の中にもっと自分も深く入っていきたかったんですけど、圧倒的に経験が足りないな、と思いました」。

 田中のアドリブ力を問答無用で引き上げた西田は、『西郷どん』ではナレーションを担当している。「ちょうど、私が伏せっているシーンを撮影していた時に、西田さんがスタジオにいらっしゃって、『ご無沙汰だね、元気だった?』と声をかけてくださったんです。覚えていてもらえて、すごく光栄でした。女優をはじめて2年目ですが、『○○、観てたよ』と声をかけいただくことも少しずつ増えてきて、それを励みに、いろんな経験を積んで、演技の幅を広げていきたいと思っています」。『西郷どん』の現場でも糧になるものを蓄えて、ますます意欲が高まっている、そんな表情を見せていた。



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