ドラマ&映画 カテゴリ

高橋光臣&迫田孝也、西郷さんゆかりの山形でトークショー

 NHKで放送中の大河ドラマ『西郷どん』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)に、薩摩藩士・有村俊斎(海江田信義)役で出演する俳優の高橋光臣と、同ドラマでは薩摩ことば指導を務める俳優の迫田孝也が4日、山形県酒田市の酒田市総合文化センターで開催されたトークショーに出演した。300人超の観客の前で、ドラマ撮影の裏話などを語り、会場を沸かせた。

 西郷隆盛は、戊辰戦争で新政府軍と戦った庄内藩(山形県)が降伏した際、公正で温情あふれる対応をしたとされ、その後も庄内藩士を鹿児島で受け入れるなど、交流を続けた。西郷没後、庄内藩では「南洲翁遺訓」を編纂し、西郷の姿と教えを後世に伝えている。

 酒田市内には、西郷をまつる南洲神社(全国に4ヶ所あるうちの一つ)があり、庄内藩の家老・菅実秀(すげ・さねひで)と西郷の対話座像「徳の交わり」が有名。

 トークショーの前に南洲神社を参拝した高橋と迫田は、庄内南洲会の水野貞吉理事長や阿曽昇常務理事から、西郷さんと庄内藩の関係などの話を聞いた感想を披露。迫田は、「南洲神社で地元の方と話していたら、『あなたは鹿児島出身なのに(こんなことも)知らんのか〜』と3回くらい叱られました」と恐縮。2人とも、「南洲翁遺訓」について庄内の人たちが定期的に勉強会を開いていることを知り、鹿児島に勝るとも劣らない熱量を感じて興奮したという。

 また、ドラマの撮影での裏話として、薩摩ことばに取り組む俳優陣の苦労話や、当時の人たちの暮らしをどのように再現しながら役に取り組んでいるか、舞台裏にも言及。迫田は「最初は方言で苦労していた出演者もだんだん上達して、当初に比べたら指導の仕事量は減ってきている」と俳優たちを讃えると、高橋も「アドリブを言いたくて迫田さんに聞くと、俳優の気持ちになって、いろいろなバリエーションを提示してくれるので大変助かる」と感謝した。

 アドリブの例として、須賀(橋本愛)と吉之助の婚礼の場面で、北村有起哉演じる大山格之助が須賀のことを「凛としちょう」と言った場面を挙げ、これは現場で北村がアドリブで言った「シュッとしちょう」が関西弁だったので、当時もあるであろう言葉に置き換えた、と紹介していた。

 イベント後、迫田は「鹿児島から遠く離れた山形で、これほどまでに西郷さんのことを愛していらっしゃる方がいること、東北の地にこれほど西郷さんが存在していることを、町の雰囲気やいろんな史跡を歩いたなかで、すごくつながりを感じましたし、西郷さんの大きさをとても感じた旅でした。皆さん興味を持って『西郷どん』をご覧いただいていて、鹿児島とはまた違った熱さを感じました」と感激。

 高橋は「今回の庄内、鶴岡、酒田を回らせていただきましたが、庄内や鶴岡の土地には縁があって、帰ってきた感じがありましたし、みなさんとてもあたたかく迎え入れてくれました。“薩摩の西郷さん”のイメージが、“日本の西郷さん”に変わりました。薩摩だけではなく日本のいろんなところで西郷さんを敬愛しているということがわかり、良い時間でした。またひとつ、西郷隆盛の魅力を知った、そして、さらに謎が深まった、まだまだこんな一面があるんだと発見できました。またこの土地に帰って来られるよう、東京に帰って頑張ります」と話していた。

関連写真

  • 山形・酒田市内で開催されたNHK公開セミナー『大河ドラマ「西郷どん」トークショー』に出演した(左から)高橋光臣(薩摩藩士・有村俊斎役)と迫田孝也(薩摩ことば指導)(C)NHK
  • 南洲神社を参拝した(左から)迫田孝也、高橋光臣、庄内南洲会・阿曽昇常務理事(C)NHK
  • 山形・酒田市内で開催されたNHK公開セミナー『大河ドラマ「西郷どん」トークショー』に出演した(左から)高橋光臣(薩摩藩士・有村俊斎役)と迫田孝也(薩摩ことば指導)(C)NHK

オリコントピックス

メニューを閉じる