夏木マリが1日、都内で映画『生きる街』(3月3日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇。『髪がかり』(2008年)以来10年ぶりとなる映画主演で、「普通のおばさんの役をやることが少ない。普段は妖怪とかが多いものですから。だから、演じてみたい役だった」と笑顔で出演依頼を回想し、会場を笑わせた。 同作は東日本大震災がテーマ。自らが生まれ育った海沿いの町で、漁師の夫、2人の子どもと幸せに過ごしていた佐藤千恵子(夏木)の暮らしは、2011年3月11日を境に一変。夫はあの日から帰ってこず、千恵子は避難所生活を経て民泊の営業に乗り出すが、家族の心はすれ違い始めていた…。
2018/02/01