『ノッティングヒルの恋人』(1999年)、『ラブ・アクチュアリー』(03年)などで知られ、“ロマンティック・コメディーの帝王”と呼ばれた英俳優のヒュー・グラント(57)。最新作『パディントン2』(公開中)では、“落ち目の俳優”でパディントンを追い詰める悪役を生き生きと演じており、今までとは違う一面を見せている。
同作は、マイケル・ボンド氏の児童文学を実写映画化した『パディントン』の続編。ペルーの密林からイギリスに渡って暮らしていたクマのパディントンが、ある絵本をめぐる事件に遭遇する。
グラントが演じるのは、絵本に隠された秘密を知るフェニックス・ブキャナン。うぬぼれが強く、過去の栄光を忘れられないという役どころで、パディントンを罠にかけようとする。劇中ではさまざまなキャラクターに変装した姿を披露したり、エンドロールでもブキャナンによる観客を楽しませる仕掛けがあったりと、グラントのコミカルな演技もあってどこか憎めないキャラクターだ。
ポール・キング監督からは「ぴったりな役がある」とあてがきされた。オファーを受けたことについて、「監督は僕を想定して脚本を書いたというから、脚本を送ってもらった。そこには手紙が添えられていて、『ぜひやってもらいたい役がある。有名だったけれど、今は落ち目でナルシストな役を演じてほしいんだ』とね。傷ついたよ」と冗談めかしつつ、「まず脚本を読んですごく笑ったので、初めて前作を観たら、とても面白かった。ぜひポール・キング監督と仕事がしたいと思ったんだ」と、引き受けた理由を明かした。
幅広い年齢層が楽しめる同作を選んだのは意外な気もするが、「作品選びをするときには、まず僕が演じられる役なのかを考えるんだ。観客が楽しめる役として演じることができるかどうかを大事に考えている」。ロマコメ作品が続いた時代を振り返り、「違うジャンルの作品にも出たいと思っていた」と、当時の葛藤を吐露した。
「僕の信条は人を楽しませることで、僕にとっての演技は人を楽しませるツールに過ぎない。俳優としてのキャリアのスタートは、仲間とコントをやったことから始まっているけれど、そういうところをたくさんの人に見せるチャンスもないまま、ロマンティック・コメディーに出演して注目されてしまったんだ。人によっては、恋愛ものしかできないんじゃないかと思われている。でも、最近では得意とするコメディータッチの演技も披露できるようになってきたのがとてもうれしいよ」。
得意とするジャンルの作品に出演がかない、撮影中もさぞ楽しんだのかと思いきや、「楽しんで演じたいとは思っているけれど、実は真逆なんだ」と告白した。07年頃からパニック障害と闘っていることを公表しており、「撮影中の僕はいつもものすごく不安で、苦しみながら映画を作っている。とにかくいろいろなことが心配になってしまうから、撮影中は役者業を全然楽しめないんだ」と明かす。
その苦しみと向き合っているだけに、作品選びでは多くの人に受け入れてもらえる娯楽性も重視しているポイント。『パディントン2』もそれに当てはまる作品で、「出演作のなかでも最高な1本になったよ」と笑顔を見せた。
同作は、マイケル・ボンド氏の児童文学を実写映画化した『パディントン』の続編。ペルーの密林からイギリスに渡って暮らしていたクマのパディントンが、ある絵本をめぐる事件に遭遇する。
ポール・キング監督からは「ぴったりな役がある」とあてがきされた。オファーを受けたことについて、「監督は僕を想定して脚本を書いたというから、脚本を送ってもらった。そこには手紙が添えられていて、『ぜひやってもらいたい役がある。有名だったけれど、今は落ち目でナルシストな役を演じてほしいんだ』とね。傷ついたよ」と冗談めかしつつ、「まず脚本を読んですごく笑ったので、初めて前作を観たら、とても面白かった。ぜひポール・キング監督と仕事がしたいと思ったんだ」と、引き受けた理由を明かした。
幅広い年齢層が楽しめる同作を選んだのは意外な気もするが、「作品選びをするときには、まず僕が演じられる役なのかを考えるんだ。観客が楽しめる役として演じることができるかどうかを大事に考えている」。ロマコメ作品が続いた時代を振り返り、「違うジャンルの作品にも出たいと思っていた」と、当時の葛藤を吐露した。
「僕の信条は人を楽しませることで、僕にとっての演技は人を楽しませるツールに過ぎない。俳優としてのキャリアのスタートは、仲間とコントをやったことから始まっているけれど、そういうところをたくさんの人に見せるチャンスもないまま、ロマンティック・コメディーに出演して注目されてしまったんだ。人によっては、恋愛ものしかできないんじゃないかと思われている。でも、最近では得意とするコメディータッチの演技も披露できるようになってきたのがとてもうれしいよ」。
得意とするジャンルの作品に出演がかない、撮影中もさぞ楽しんだのかと思いきや、「楽しんで演じたいとは思っているけれど、実は真逆なんだ」と告白した。07年頃からパニック障害と闘っていることを公表しており、「撮影中の僕はいつもものすごく不安で、苦しみながら映画を作っている。とにかくいろいろなことが心配になってしまうから、撮影中は役者業を全然楽しめないんだ」と明かす。
その苦しみと向き合っているだけに、作品選びでは多くの人に受け入れてもらえる娯楽性も重視しているポイント。『パディントン2』もそれに当てはまる作品で、「出演作のなかでも最高な1本になったよ」と笑顔を見せた。
2018/01/24