北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎が演じる“三匹のおっさん”が来年お正月、スペシャルドラマで帰ってくる。テレビ東京系『新春ドラマ特別企画　三匹のおっさん　スペシャル』（1月2日　後9：00〜11：15）の放送が決定。シリーズ初の地方ロケを敢行し、栃木・日光の観光名所で“三匹”が大活躍する。

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　同局系金曜8時のドラマ枠で、2014年1月、15年4月、17年1月と3シーズンにわたって放送された『三匹のおっさん』は、元悪ガキ3人で結成した私設自警団“三匹のおっさん”が町内の悪を成敗する痛快ドラマ。

　北大路は「この1年の間、ある小学生の女の子からラブレター（？）をもらいました。『三匹のおっさん見ています。頑張って！　格好いい！　次はいつやるの？』ってね。で、『応援ありがとう。君も頑張ってね。おじさんも頑張るからね』って返事を書いてね。そういうお子さんたちも見てくれるんじゃないかな」と、体験談を交えてシリーズの手応えを語った。

　泉谷も「『三匹のおっさん』は永遠に続けたいくらいなので、わしらが死んでもやります、みたいなね（爆笑）。そのころになるとCGやアニメーションもできるだろうし（笑）」と、本シリーズに思い入れたっぷり。志賀も「末永くよろしくお願いします」と、やる気満々だ。

　今回のスペシャルでおっさんたちは、映画のロケに出くわしたことをきっかけに、「自分を映画にしたら、どうなるだろう」と自分の人生を振り返っていたかと思えば、悪ガキ時代に通った映画館の存続を巡る騒動に巻き込まれていく。クライマックスの見せ場では、どんな大立ち回りを演じてくれるのか？

　井上竜太プロデューサー（ホリプロ）は「“三匹のおっさんが、江戸の町を歩く！”を見たくて、今回のスペシャルでは、日光江戸村でのロケを企画しました。そこで、美人女優と出会い、映画の撮影現場や映画館で、さまざまなドラマが展開します。映画は人生、人生は映画。正月スペシャルにふさわしい、華やかなドラマを楽しんでいただければ幸いです」と、概要を説明する。

　シリーズ初の正月放送に向けて、3人は「さわやかで、明るくて、リズムがあってね、平和で楽しくて、愛らしいドラマだと僕は思う。それで現代と遊離しているかといったら、とんでもない。もうピシャっと現代と合ってる」（北大路）。「お屠蘇（とそ）飲みながら、あるいはおミカン食べながら、楽しんでもらえればと」（志賀）。「家族が一緒に見られるドラマってなかなかないからな〜。子どもと一緒に見られる番組が少ないから何とかしてくれと言われるんだよ、俺に言われても困っちゃうんだよな。でもよくぞ、これができてよかったと思いますよ、ほんとに」（泉谷）と、アピールしている。