連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)、日曜劇場『小さな巨人』(TBS)など、話題作への出演が続いている俳優・竜星涼。今週末10月28日(土)公開の映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』では、伊藤先生(生田斗真)に恋をした響(広瀬すず)を支える同級生・浩介を演じている。オーディションサイト『Deview/デビュー』では、俳優として活躍するほか、16年にはパリコレモデルデビューを果たすなど、活動の幅を広げている竜星に、先生と生徒の純愛を描いた本作への想い、撮影エピソード、自身の高校時代についてなどを聞いた。
【竜星 涼インタビュー】
◆「落ち着きがなくて騒がしい、おちゃめな高校生だったと思う(笑)」
――映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』の原作を読まれて、どのような印象を持ちましたか?
【竜星 涼】「恋がしたくなる…というか。甘酸っぱさの中にも、歯がゆさやもどかしさがあって、そういうところが大人と子供の感覚差とまではいかないですが、恋愛ってその時々やタイミングによって受ける印象も違うんだろうなと。僕も年齢的には大人側に入っていますが、ここまで素直にまっすぐに、周囲のことも考えずに人を好きになったときに、その気持ちを伝えたくなってしまうという、その潔さやピュアさというものがとても心に刺さりました。きっと恋愛って、そんな風にするものなんだろうなと思い出させてくれるような、純度の高い作品だなと思いました」
――演じられた浩介は、どんな風に役を作っていかれたんでしょうか? 広瀬すずさん演じる島田響と、森川葵さん演じる千草恵との同級生3人のシーンも仲の良さがすごく出ていて印象的ですが。
【竜星 涼】「もともと葵ちゃんとは他の作品で学生役で共演したことがあったんです。すずちゃんとは今回、初めてではあったんですが、全ての関係性を作ってくれたのが弓道だったと思います。作品に入る前に、みんなで集まって弓道の練習をさせていただけて。割と僕自身、運動はする方なので“弓道ってどんな感じなんだろう?”と思っていたら、けっこう難しいくて。みんな、ヒィヒィ言いながら練習していました(笑)」
――動きも独特ですし、難しいですよね。
【竜星 涼】「正しい型が決まっているものに合せていくのが難しくて。初心者からすると“今のは的に当たったけど、なぜ当たったのかがわからない”、“今のが良かったんだけど、もう一度同じことは出来ない……みたいな。それの繰り返しでした(笑)。そういう部分では、ある意味、本当に部活のように、みんなで『出来た!』『出来ない!』って、悔しがったり喜んだりできたことで、あの3人での空気感を一緒に作っていけたのかなと思います。そのおかげで、撮影ではすんなりとその関係性は出せたと思います。撮影前に、その関係性を築けたことはすごく大きかったです」
――浩介という人物像はいかがでしたか?
【竜星 涼】「原作の漫画を読んでいても思ったんですが、浩介という人物は本当に“男が惚れる男”というか。不器用だけれど、意外とまっすぐで純粋さもあって。それが僕の中では響とのいいバランスになればいいなと思ったんです。響を応援しながらも、浩介自身が響に対して希望も持っている。浩介自身も先生が好きなので、自分のことを投影もしているところがあって。常に客観的で、一歩引いてはいるけれど、バランスの良さみたいなところや、心優しさを持っている人だなと。それでも心の中ではずっとエネルギーを持って動いているような部分は大事にしっかり演じていきたいと思いました」
――生田さん演じる伊藤先生に対して、浩介はもやもやした思いを抱いたりもしますが、現場では生田さんとはどのような雰囲気だったんですか?
【竜星 涼】「生田さんの弟さんのお名前が、(フジテレビアナウンサー・生田)竜聖さんで、字は違えど僕も竜星ということで、勝手に親近感が湧いていて。テレビとかで昔から見て来た先輩でもあるんですけど、すごく気さくでいろいろなことをお話してくださいました。ものすごくナチュラルで、僕やほかの人たちに対して、常に笑顔で接してくださるところは、座長としても素敵な方だと思いました」
――高校生と先生の純愛が描かれている本作ですが、竜星さんご自身はどんな高校生でしたか?
【竜星 涼】「おちゃめな高校生だったと思います(笑)。もともと明るい性格なので、そのままな感じです。静かではないタイプで、落ち着きがなくて騒がしかったと思います。誰よりも声が響くような、そんな高校生でした。でも、学校行事に関しては、なぜかカッコつけて“面倒くさい”っていう顔をしたりしていて。でも、心の中ではワクワクして楽しんでるという感じでした」
――そんな高校時代に、スカウトされたことで芸能界入りを果たした竜星さん。今、改めて“夢を叶えるために必要なこと”はどんなことだと感じていますか。
【竜星 涼】「何事にもトライする気持ちが大事だと思います。“自分の夢に向かって何をするべきなのか”……それを考えることは多々あると思いますが、まずは動いてみないと何も始まらない。扉をノックして開いてみないと、何が始まるかわからないですし。だから何でもとにかくやってみること。思いついたらやってみる。その挑戦に必要なことがあれば、それもちゃんとやる。そういう姿勢が大切なんじゃないかなと思います」
映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』は、10月28日(土)より全国ロードショー。なお、竜星涼のインタビュー全文は、オーディション情報サイト『Deview/デビュー』に掲載中(下記URL参照)。
【竜星涼インタビュー全文】
https://deview.co.jp/Interview?am_interview_id=532
【プロフィール】
竜星 涼(りゅうせい・りょう)●1993年3月24日生まれ、東京都出身。研音所属。ドラマ『素直になれなくて』で俳優デビュー。『獣電戦隊キョウリュウジャー』でキョウリュウレッド/桐生ダイゴ役で注目を集め、その後、ドラマ『GTO』、『ごめんね青春!』、映画『orange-オレンジ-』、映画『泣き虫ピエロの結婚式』、連続テレビ小説『ひよっこ』などに出演。現在放送中のドラマ『オトナ高校』(テレビ朝日系)に出演中。
【竜星 涼インタビュー】
◆「落ち着きがなくて騒がしい、おちゃめな高校生だったと思う(笑)」
――映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』の原作を読まれて、どのような印象を持ちましたか?
【竜星 涼】「恋がしたくなる…というか。甘酸っぱさの中にも、歯がゆさやもどかしさがあって、そういうところが大人と子供の感覚差とまではいかないですが、恋愛ってその時々やタイミングによって受ける印象も違うんだろうなと。僕も年齢的には大人側に入っていますが、ここまで素直にまっすぐに、周囲のことも考えずに人を好きになったときに、その気持ちを伝えたくなってしまうという、その潔さやピュアさというものがとても心に刺さりました。きっと恋愛って、そんな風にするものなんだろうなと思い出させてくれるような、純度の高い作品だなと思いました」
――演じられた浩介は、どんな風に役を作っていかれたんでしょうか? 広瀬すずさん演じる島田響と、森川葵さん演じる千草恵との同級生3人のシーンも仲の良さがすごく出ていて印象的ですが。
【竜星 涼】「もともと葵ちゃんとは他の作品で学生役で共演したことがあったんです。すずちゃんとは今回、初めてではあったんですが、全ての関係性を作ってくれたのが弓道だったと思います。作品に入る前に、みんなで集まって弓道の練習をさせていただけて。割と僕自身、運動はする方なので“弓道ってどんな感じなんだろう?”と思っていたら、けっこう難しいくて。みんな、ヒィヒィ言いながら練習していました(笑)」
――動きも独特ですし、難しいですよね。
【竜星 涼】「正しい型が決まっているものに合せていくのが難しくて。初心者からすると“今のは的に当たったけど、なぜ当たったのかがわからない”、“今のが良かったんだけど、もう一度同じことは出来ない……みたいな。それの繰り返しでした(笑)。そういう部分では、ある意味、本当に部活のように、みんなで『出来た!』『出来ない!』って、悔しがったり喜んだりできたことで、あの3人での空気感を一緒に作っていけたのかなと思います。そのおかげで、撮影ではすんなりとその関係性は出せたと思います。撮影前に、その関係性を築けたことはすごく大きかったです」
――浩介という人物像はいかがでしたか?
【竜星 涼】「原作の漫画を読んでいても思ったんですが、浩介という人物は本当に“男が惚れる男”というか。不器用だけれど、意外とまっすぐで純粋さもあって。それが僕の中では響とのいいバランスになればいいなと思ったんです。響を応援しながらも、浩介自身が響に対して希望も持っている。浩介自身も先生が好きなので、自分のことを投影もしているところがあって。常に客観的で、一歩引いてはいるけれど、バランスの良さみたいなところや、心優しさを持っている人だなと。それでも心の中ではずっとエネルギーを持って動いているような部分は大事にしっかり演じていきたいと思いました」
――生田さん演じる伊藤先生に対して、浩介はもやもやした思いを抱いたりもしますが、現場では生田さんとはどのような雰囲気だったんですか?
【竜星 涼】「生田さんの弟さんのお名前が、(フジテレビアナウンサー・生田)竜聖さんで、字は違えど僕も竜星ということで、勝手に親近感が湧いていて。テレビとかで昔から見て来た先輩でもあるんですけど、すごく気さくでいろいろなことをお話してくださいました。ものすごくナチュラルで、僕やほかの人たちに対して、常に笑顔で接してくださるところは、座長としても素敵な方だと思いました」
――高校生と先生の純愛が描かれている本作ですが、竜星さんご自身はどんな高校生でしたか?
【竜星 涼】「おちゃめな高校生だったと思います(笑)。もともと明るい性格なので、そのままな感じです。静かではないタイプで、落ち着きがなくて騒がしかったと思います。誰よりも声が響くような、そんな高校生でした。でも、学校行事に関しては、なぜかカッコつけて“面倒くさい”っていう顔をしたりしていて。でも、心の中ではワクワクして楽しんでるという感じでした」
――そんな高校時代に、スカウトされたことで芸能界入りを果たした竜星さん。今、改めて“夢を叶えるために必要なこと”はどんなことだと感じていますか。
【竜星 涼】「何事にもトライする気持ちが大事だと思います。“自分の夢に向かって何をするべきなのか”……それを考えることは多々あると思いますが、まずは動いてみないと何も始まらない。扉をノックして開いてみないと、何が始まるかわからないですし。だから何でもとにかくやってみること。思いついたらやってみる。その挑戦に必要なことがあれば、それもちゃんとやる。そういう姿勢が大切なんじゃないかなと思います」
映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』は、10月28日(土)より全国ロードショー。なお、竜星涼のインタビュー全文は、オーディション情報サイト『Deview/デビュー』に掲載中(下記URL参照)。
【竜星涼インタビュー全文】
https://deview.co.jp/Interview?am_interview_id=532
【プロフィール】
竜星 涼(りゅうせい・りょう)●1993年3月24日生まれ、東京都出身。研音所属。ドラマ『素直になれなくて』で俳優デビュー。『獣電戦隊キョウリュウジャー』でキョウリュウレッド/桐生ダイゴ役で注目を集め、その後、ドラマ『GTO』、『ごめんね青春!』、映画『orange-オレンジ-』、映画『泣き虫ピエロの結婚式』、連続テレビ小説『ひよっこ』などに出演。現在放送中のドラマ『オトナ高校』(テレビ朝日系)に出演中。
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2017/10/25