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病気療養の市原悦子、仕事復帰へ 18年大河『西郷どん』にナレーション出演

 自己免疫性脊髄炎の治療のため入院し、今年1月から芸能活動を休養していた女優・市原悦子(81)が、NHKで2018年に放送される大河ドラマ『西郷どん』のナレーションで仕事復帰することが27日、わかった。所属事務所によると、今年10月から収録を行うという。

市原悦子(写真は2015年12月撮影) (C)ORICON NewS inc.

市原悦子(写真は2015年12月撮影) (C)ORICON NewS inc.

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 市原は1月、体調不良のため昨年11月初旬より入院療養していたことを所属事務所を通じ報告。今年の年始に復帰予定だったが「検査の結果『自己免疫性脊髄炎』との診断が出たため高齢であることも踏まえ、しばらくは入院治療が必要になりました」と休養を発表した。3月に行われた出演映画『しゃぼん玉』の舞台あいさつ時には、マネージャーが「リハビリをやっていまして元気でやってます。ご安心ください」と近況を明かし、仕事復帰は未定と話していた。

 『まんが日本昔ばなし』では何役も演じ分ける独特の語りが国民的に愛され、大河ドラマ『秀吉』では主人公の母を熱演した市原。今作では持ち味の柔らかな語り口で、主人公の“波乱の生涯”を見守り続ける。市原は「素敵な台本ありがとうございます。ナレーションを担当するものとしては本が第一です。最後の決めゼリフが良いですね。チェスト。わくわくします。喋り方に工夫しなくちゃ」と意気込んだ。

 同作は、西郷隆盛の生涯を鈴木亮平主演で描く。 薩摩藩の下級武士の長男に生まれ、2度の島流し、3度の結婚を経験し、幕末志士の一人として「勇気と実行力」で明治維新の立役者となりながら、最期は新政府との戦いに散った男の物語。作家・林真理子氏が『本の旅人』(KADOKAWA)で連載中の同名小説を原作に、連続テレビ小説『花子とアン』(同局)、『Doctor X外科医〜大門未知子〜』(テレビ朝日)などを手がけた中園ミホ氏が脚本を執筆。今夏クランクイン予定で、18年1月から全50回放送される。

 同日の『西郷どん』新キャスト発表ではそのほか、薩摩藩藩主の島津斉彬役に渡辺謙、斉彬の異母弟・島津久光役に青木崇高、斉彬の側室・喜久役に戸田菜穂、斉彬の側近・山田為久役に徳井優が、それぞれ決定した。

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