作家の宮部みゆき氏、辻村深月氏、薬丸岳氏、東山彰良氏、宮内悠介氏が8日、都内で行われたミステリー小説『宮辻薬東宮』(20日発売 講談社)の刊行記念会見に出席した。
同小説は、宮部氏ら人気作家たちが前の作家の作品を読み、続きを短編を書き下ろすスタイルで執筆。2年の歳月をかけてつなぎ描いたリレーミステリーアンソロジー。
トップバッターを務めた宮部氏は「最も気楽な立場でした。最終的にゲラが上がってきた時にこのメンツと知って顔が青くなりました。一番注目されていて、忙しい4人の作家にお時間を頂いて光栄です」と恐縮しつつ「本当に役得でした。大変素敵な作品集に参加させていただきました」と笑顔を浮かべた。
また、東山氏は「去年の5月くらいにお話をいただいて、その時は夏くらいに薬丸さんから原稿をいただいて、9月までに次の方に回すと。しかし8月、9月、10月、11月になっても原稿が出来上がってこなかった。どこで押したのか僕は追及しないけど、その3ヶ月でこの企画がぽしゃったんじゃないかと思いました」と、リレー小説ならではの秘話も披露。
それでも宮部氏、辻村氏、薬丸氏とつながった作品が手元に届いたときには「執筆中は、こんな素敵な方々の作品をひと足早く読めたんだと自分の中で盛り上がって、本当にお祭りのようにあっという間に執筆しました」と充実感をにじませ「皆さんも楽しんでいただければいいな」と笑顔で呼びかけていた。
同小説は、宮部氏ら人気作家たちが前の作家の作品を読み、続きを短編を書き下ろすスタイルで執筆。2年の歳月をかけてつなぎ描いたリレーミステリーアンソロジー。
トップバッターを務めた宮部氏は「最も気楽な立場でした。最終的にゲラが上がってきた時にこのメンツと知って顔が青くなりました。一番注目されていて、忙しい4人の作家にお時間を頂いて光栄です」と恐縮しつつ「本当に役得でした。大変素敵な作品集に参加させていただきました」と笑顔を浮かべた。
また、東山氏は「去年の5月くらいにお話をいただいて、その時は夏くらいに薬丸さんから原稿をいただいて、9月までに次の方に回すと。しかし8月、9月、10月、11月になっても原稿が出来上がってこなかった。どこで押したのか僕は追及しないけど、その3ヶ月でこの企画がぽしゃったんじゃないかと思いました」と、リレー小説ならではの秘話も披露。
それでも宮部氏、辻村氏、薬丸氏とつながった作品が手元に届いたときには「執筆中は、こんな素敵な方々の作品をひと足早く読めたんだと自分の中で盛り上がって、本当にお祭りのようにあっという間に執筆しました」と充実感をにじませ「皆さんも楽しんでいただければいいな」と笑顔で呼びかけていた。
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2017/06/08