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吉高由里子主演『ユリゴコロ』 松坂桃李、松山ケンイチらが出演

 女優の吉高由里子(28)が主演する映画『ユリゴコロ』(9月23日公開)に、俳優の松坂桃李(28)、松山ケンイチ(32)が出演していることが9日、わかった。

映画『ユリゴコロ』に出演する(上段左から)松坂桃李、松山ケンイチ(下段左から)佐津川愛美、清野菜名、清原果耶、木村多江 (C)沼田まほかる/双葉社  (C)2017「ユリゴコロ」製作委員会

映画『ユリゴコロ』に出演する(上段左から)松坂桃李、松山ケンイチ(下段左から)佐津川愛美、清野菜名、清原果耶、木村多江 (C)沼田まほかる/双葉社  (C)2017「ユリゴコロ」製作委員会

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 同作は、沼田まほかる氏の小説を映画化。『君に届け』(10年)、『近キョリ恋愛』(14年)などを手がけた熊澤尚人監督がメガホンをとり、吉高は5年ぶりに映画主演を務める。ある一家で見つかった、殺人者の告白文がつづられた一冊のノート。その登場人物・美紗子(吉高)を中心に、過去と現在が交錯しながら、登場人物たちが愛と宿命の渦に翻弄されていく。

 松坂は、物語が動き出すきっかけとなる一冊のノートを見つけ、その秘密に迫っていく亮介役。余命わずかな父の書斎で見つけた、殺人者の記憶がつづられたショッキングなノート。数々の疑念を抱きながらも強烈にそのノートに引き寄せられ、自らの運命を狂わせていく役どころを演じ、「非常に不思議な本でした。ミステリーでもあるけれど人間ドラマとしても深いところをえぐってくる。完成するまで『こういう作品だ』と言いきれないんじゃないかと思いました」と語っている。

 熊澤監督とは『親指さがし』以来、2度目のタッグとなる松山は、美紗子と運命的な出会いを果たす男・洋介役。誰にも言えない罪、心の傷を抱えながら生きる、色気と繊細さが同居したキャラクターを演じ「暖かく、柔和で、暗くなりがちな役柄を演じるのは久しぶりだったので、自分の中のステレオタイプも参考にしながら演じました」とコメント。「由里子ちゃんとの共演も願っていたことだったので、とてもうれしく思っています」と話している。

 そのほか、ある日突然に亮介の前から姿を消してしまう婚約者・千絵役に清野菜名、千絵の元同僚で、彼女からある伝言を預かり亮介の前へ姿を現す細谷役に木村多江が決定。美紗子の若き日を清原果耶、美紗子が特別な感情を抱く友人・みつ子を佐津川愛美が演じる。

 ノートにつづられた物語へ出演する吉高、松山、佐津川、清原は昨年9月初旬〜10月中旬に撮影を終了。ノートの秘密へ迫る“現在パート”へ出演する松坂、木村、清野らは今年6月下旬から撮影に入る。過去と現在が交錯する物語をコントラスト強く表現するため、画のトーン、現場スタッフなどを変更。撮影時期もあえてずらし、2部作的スケール感の制作体制を敷いている。映画の完成は8月下旬を予定。

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