元SMAPで俳優の木村拓哉が19日に最終回を迎えるTBS系連続ドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』（毎週日曜　後9：00※15分拡大スペシャル）をクランクアップさせた。昨年12月から3ヶ月半に及ぶ撮影のラスト、一人でのシーンでオールアップとなった木村は「本当にいい現場でした。いい仲間といい時間が過ごせたと思っています。描ききれなかったことはまだまだいっぱいあるとは思いますが、それはそれで、今の自分たちにできる全力だったと思います。自分の未熟さも感じましたし、まだまだ一途一心にやらせていただきます。ありがとうございました！」と感慨深げに語った。

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　この日を迎える前に主要キャストたちは順次クランクアップ。竹内結子は「やっとこの日が迎えられてよかったです」と安堵。松山ケンイチは「すごく大好きな役者さんたちに囲まれてとても勉強になりましたし、人間としてもとても勉強になりました」と充実の笑みを浮かべ、菜々緒も「出演者のみなさんが豪華すぎて、ピンマイクが心臓の音を拾うんじゃないかと思うくらい緊張しましたが、いい勉強と素晴らしい経験になりました」と噛み締めた。

　木村文乃は「本当に幸せな3カ月強だったなと思います。これからも完璧なオペナースとして器械出しの腕を磨き続けたいと思います」と役柄にちなんでコメント。及川光博は「各セクション、みなさんのプロフェッショナルな仕事を見て大変勉強になりました。そして俳優部のみなさんには本当に仲良くしていただいて、ミッチーとってもうれしかったです！」と茶目っ気たっぷり。浅野忠信はライバル役だった木村と抱き合うと「やったぜー！　なんとか乗り越えることができました！」と達成感をにじませた。

　そして最終日は先に撮影を終えていた共演の松山ケンイチ、木村文乃、浅野忠信が急きょ駆けつけ、“座長”である木村の撮影が終わった瞬間にサプライズで登場。「びっくりしたー！　なにしてくれんだよ！」と驚きながらもうれしげな木村に花束を渡しながら「僕たち通りすがりで…」（浅野）、「お疲れ様でした！」（松山）、「（サプライズ）大成功！」（木村文乃）と満足そうな3人だった。