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古川雄輝主演で『僕だけがいない街』3度目の映像化 Netflixで今冬世界配信

 連続テレビ小説『べっぴんさん』(NHK)に出演中の俳優・古川雄輝(29)が、人気漫画『僕だけがいない街』(原作:三部けい、KADOKAWA/角川コミックス・エース)の3度目の映像化となるNetflixオリジナルドラマ版に主演することが明らかになった。今冬、映像配信サービス「Netflix」で世界190ヶ国に配信される。

古川雄輝主演で3度目の映像化。Netflixオリジナルドラマ『僕だけがいない街』2017年冬、世界190ヶ国に配信開始

古川雄輝主演で3度目の映像化。Netflixオリジナルドラマ『僕だけがいない街』2017年冬、世界190ヶ国に配信開始

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 原作は、『ヤングエース』(KADOKAWA)で2012年7月号〜16年12月号まで連載され、「マンガ大賞」、「このマンガがすごい!(オトコ編)」(宝島社)ともに14年から3年連続ランクイン。2016年にテレビアニメ化、実写映画化された。

 今回は原作完結後初の映像化となり、制作を担当する関西テレビのプロデューサー池田篤史氏は「原作ファンの一人としてオリジナルの魅力である伏線の妙を大切に、軸のぶれないストーリーラインをしっかりと伝えていきたい。そして、原作完結後だからこそできる今回のドラマならではの解釈を盛り込んでいるので、その仕掛けに気付いてほしいと思います」。下山天監督も「アニメや映画版もなし得なかったクライマックスの完全映像化」に意欲を燃やす。

 同作は、何か“悪いこと”の原因が取り除かれるまで、そのきっかけとなった場面に巻き戻されてしまう、自分だけに起こる現象「リバイバル」に悩んでいた主人公・藤沼悟が、母親殺しの犯人として追われることになり、18年前にリバイバル。小学5年の時に起きた連続児童殺人事件に原因があると確信した悟が、事件の謎を追っていくサスペンスストーリー。

 古川は「世界中に発信されるということで、日本だけでなく、世界中の方々に見ていただけることをうれしく思います。役柄は自分と同じ29歳。口数が少なく無気力だった悟が、リバイバルを繰り返すことによって憧れていた“ヒーロー”、気力に満ちた自分に成長していく姿を見せられるように頑張ります。久しぶりの主演ドラマなので楽しみながら、原作ファンにも、新しく『僕街』に触れる方々にも満足していただける悟を演じたいと思います」とコメント。

 原作の三部けい氏も「原作で描いた少年期と同じ街(苫小牧)・季節に撮影が行われていると聞き、自分がイメージした空気感がそのままの形で味わえるのでは、と楽しみにしています。配信がとても待ち遠しいです」と期待を込めてエールを送っている。

■キャスト
藤沼 悟(大人)…古川雄輝
片桐愛梨…優希美青
小林賢也(大人)…白洲迅
藤沼 悟(子供)…内川蓮生
雛月加代(子供)…柿原りんか
雛月明美…江口のりこ
澤田真…眞島秀和
八代学…戸次重幸
藤沼佐知子…黒谷友香

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