女優の新垣結衣が6日、東京・渋谷のNHKで特集ドラマ『絆 走れ奇跡の子馬』(23日前編・24日後編 後7:30)の試写会に出席した。本作で、役所広司演じる牧場主・松下雅之の娘・将子として、子馬の「リアン」を育てる役を演じた新垣は、「本当に子ども(の馬)で、せりふを言っていっている間もじゃれてくる。生意気でかわいいというか(笑)。コミュニケーションを重ねてお互い慣れてきて、リアルにリアンを守りたいという気持ちが芽生えた」と役作りを助けてくれた子馬に感謝の気持ちを語った。
同ドラマは、独自の馬事文化が根付く福島県の相馬(相馬市・南相馬市)を舞台に、東日本大震災の日に生まれたサラブレッドが、復興を願う人々の思いを背負って競走馬を目指す物語。父とともに競走馬を育てる夢を抱く長男・拓馬を岡田将生、看護師として働き経営難の牧場を支える妻・佳代子を田中裕子、将子の幼なじみ・田島夏雄を勝地涼が演じる。
撮影は、昨年6月から8月にかけて約2ヶ月間にわたり、福島や北海道で行われた。多くのシーンを馬とともに撮影した役所は「画面に一緒に映っていたとしても、視聴者の皆さんはきっと馬の方を見るでしょう(笑)。本物の馬は恐いし、危ないし、でも現場に馬がいてくれて、いやされていました」と懐かしんだ。すると、田中が「子馬のリアンが随分大きくなったそうです」と、まるで家族の近況を伝えるように口添えし、「(撮影が終わってから)半年以上経っていますからね。でも、それも当たり前じゃないんだな。会いに行けたら会いにいきたい。行きたい場所が増えました」としみじみ語っていた。
東日本大震災で被災した人たちの状況はそれぞれ異なり、受け止め方もさまざまあると思われるが、役所は「価値ある仕事ができた。実際に起きた災害を扱った物語なので、非常にデリケートなこともありますし、我々も丁寧に仕事するように心がけていました。ドラマを観ていただいて、少しでも被災された方々に元気になってもらえたらうれしいなと思っています」と、ドラマの反響に期待を寄せていた。
同ドラマは、独自の馬事文化が根付く福島県の相馬(相馬市・南相馬市)を舞台に、東日本大震災の日に生まれたサラブレッドが、復興を願う人々の思いを背負って競走馬を目指す物語。父とともに競走馬を育てる夢を抱く長男・拓馬を岡田将生、看護師として働き経営難の牧場を支える妻・佳代子を田中裕子、将子の幼なじみ・田島夏雄を勝地涼が演じる。
撮影は、昨年6月から8月にかけて約2ヶ月間にわたり、福島や北海道で行われた。多くのシーンを馬とともに撮影した役所は「画面に一緒に映っていたとしても、視聴者の皆さんはきっと馬の方を見るでしょう(笑)。本物の馬は恐いし、危ないし、でも現場に馬がいてくれて、いやされていました」と懐かしんだ。すると、田中が「子馬のリアンが随分大きくなったそうです」と、まるで家族の近況を伝えるように口添えし、「(撮影が終わってから)半年以上経っていますからね。でも、それも当たり前じゃないんだな。会いに行けたら会いにいきたい。行きたい場所が増えました」としみじみ語っていた。
東日本大震災で被災した人たちの状況はそれぞれ異なり、受け止め方もさまざまあると思われるが、役所は「価値ある仕事ができた。実際に起きた災害を扱った物語なので、非常にデリケートなこともありますし、我々も丁寧に仕事するように心がけていました。ドラマを観ていただいて、少しでも被災された方々に元気になってもらえたらうれしいなと思っています」と、ドラマの反響に期待を寄せていた。
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2017/03/06