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山崎育三郎、家族が演技の糧に 充実の一年を振り返る

 “ミュージカル界のプリンス”として、『レ・ミゼラブル』や『ミス・サイゴン』などの大作に出演し、いまやドラマやバラエティーでも活躍する俳優・山崎育三郎(30)。30代に突入した今年も舞台、ドラマ出演など役者業に邁進し、歌手としてカバーアルバムをリリースするなど活動の幅を広げた。プライベートでは一児の父となり、公私共に充実の一年を振り返る。

今年一年の活躍ぶりを振り返った山崎育三郎 (C)ORICON NewS inc.

今年一年の活躍ぶりを振り返った山崎育三郎 (C)ORICON NewS inc.

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 10月まで出演ミュージカル『エリザベート』で、イタリア人暗殺者を熱演した山崎がビジュアルを一新し、上演中のミュージカル『プリシラ』(〜29日 東京・日生劇場)でドラァグクイーン(女装パフォーマー)を好演している。「ちょうど30代に入っていろんな役にチャレンジしたいなと思っていた時期なので、お話をいただいた時から楽しみでした」と異色の役どころにも意欲的だ。

 「ドラァグクイーン」は、これまで市村正親ら多くの先輩俳優が演じてきた。その背中を見て育ったおかげで役にもすんなり入り込むことができたといい「今までも普通の男性より、女装した方や中性的な役が多くメイクもする。それはミュージカルで生きてきた強みなのかもしれません」と、新境地でもこれまでの積み重ねを実感している。

 今年最後の大仕事となる同舞台では「お客様の盛り上がりがすごくて、これミュージカルかな? と思うくらいの盛り上がり方でお客様と一緒に作り上げるショーみたい。新しいミュージカルの空気感がこの作品で作ることができた」と開幕早々、手応え十分。

 「駆け抜けた一年でした」と、ひと足早く振り返り、充実感をにじませた山崎。プライベートでも今年7月に『プリシラ』の役柄同様、自身も父親になるなど、うれしい話題が尽きない。これまで子どもと接する演技では「想像」を膨らませて臨んでいたが、親になり役者業の変化を問うと「それはあります。今の作品でも親子の描写があるお芝居なのでリンクするところはあります」と表情を和らげた。

 「子どもを抱っこする感覚や匂い、表情、声を実感できる分、それが自分の演技に生きる瞬間はあります」と目を細めると「これからも歳を重ねるなかで、私生活を含めていろんな経験をして、それが表現の中に出てくると思う。役者としても人としても一緒に成長していきたい」。愛息が日々の癒やし、演技の糧になっている。

 仕事に対して熱い眼差しで展望を語るなか、子どもの話題になると「健康に育ってほしいです」と父親の顔もチラリと覗かせていた。今年を漢字一文字で「『一』ですね。一つひとつを大事に積み重ねた怒涛の年」と回顧した山崎は「まだまだ表現の幅を広げたい」と来年以降の飛躍を誓った。

関連写真

  • 今年一年の活躍ぶりを振り返った山崎育三郎 (C)ORICON NewS inc.
  • 父となり心境の変化も語ってくれた (C)ORICON NewS inc.
  • 上演中のミュージカル『プリシラ』ではドラァグクイーンを好演中 (C)ORICON NewS inc.

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